ネット徘徊をしていたらヒットした。 映画 レッド・スパロー。
というか、あの作品の映画化? 少し前? けこ前に読んだ作品。
気に入った作品だったから、映画化は素直に嬉しい。 ピアース・ブロスナン主演のノーヴェンバー・マンに続く、気に入った作品の映画化だから。
そろそろ再読しようかと思って、手にした後だっただけに、内容が気になる。
ということで、オフィシャルHPはこちら。
ストーリーや予告編を見ると、主人公が有名な女優さんらしいけど、オラの持ってる小説の表紙の女性の目の印象が強くて、何となく違うかな~と最初思ってしまった。
すでに封切されてるようなんで見てみたいな。 映画だとどんな風に描かれてるんだろ?
見てみたいな~。
海外/Préféré
作品:スパイズ・ライフ 上・下 新潮文庫 2005
作者:ヘンリー・ポーター
内容(「BOOK」データベースより)
元MI6工作員のハーランドが乗った小型ジェット機が墜落 ― 彼はその事故の唯一の生存者だった。 事故直後、彼はFBI及びMI6の元同僚の接触を受ける。 犠牲になった彼の友人で、元CIA工作員グリズウォルドに両者は強い関心を示した。 ハーランドは危険を承知で独自の捜査を開始した。 そんな折り、彼はある若者から驚くべき話を聞かされる。 新時代の鮮烈エスピオナージュ誕生。
グリズウォルドは、旧ユーゴスラヴィアで大物戦犯を追い詰めていたことが判明。 また謎の若者トマスは、自分はハーランドの息子で、母はチェコの諜報員だと主張。 さらに彼は戦犯の情報も握っていた。 しかしトマスは何者かに狙撃されてしまう。 ハーランドは墜落事故が自分と友人を狙った破壊工作だと確信。 彼は真相究明のため、懸命に封印していた過去の記憶を必死に呼び起こす ―。
メモ:
この作品もスパイの本を検索して、内容を見て購入した作品。
戦犯を追い詰める物語。 中身はスパイ小説。 情報機関がどちら側にいるのか、誰が味方なのか追いつ追われつのチェイスが繰り広げられる。
旧ユーゴの話は久しぶり。 凄惨な虐殺を繰り返す人間という生き物はなんと愚かな生き物か。
作品:復讐するメッセンジャー ハヤカワ文庫 1993
作者:スチュアート・ジェイムズ
内容:「BOOK」データベースより
ニューヨークでコンサルタント業を営む元OSS局員ダービーは、昔の仲間から緊急の警告を受けた。 第二次大戦中、オランダでの秘密作戦に参加したOSS局員が次々と殺害されており、ダービーも狙われているというのだ。 その直後、彼の妻が何者かに襲われ、無残な死を遂げた。 復讐を誓ったダービーは、事件の鍵を求めてオランダへと飛び、やがて驚くべき真実を探り当てる。 だがその時、暗殺者の魔手は彼の身辺に迫っていた。
メモ:
この作品もスパイの本を検索して、内容を見て購入した作品。
物語のスタートは、秘密作戦に参加したOSS局員が次々と殺害されていることを警告されて、とあるが、物語が進むにつれて、色々なことが解き明かされていくという、スパイ小説らしい作品。
また、前に読んだ作品と違い、物語に関係ないセックス・シーンなど無駄な頁がないのもいい。
作者:W.T.タイラー
内容:「BOOK」データベースより
東欧と取引している米人貿易商プラマーは、ある日ソ連ミサイル基地の機密フィルムを手に入れた。 失くしたはずのコートに隠されていたのだ。 実はこれは、KGB老情報員ストレーコフの仕業だった ― 構築直後のベルリンの壁をはさみ、それぞれに苦悩する二人のスパイの奇妙な交流、 そして東西両情報部の思惑や、有能な二重スパイの意外な正体などが複雑に絡みあう、“本物の”スパイ小説。
メモ:
冷戦下のベルリンを舞台とした少し古い印象のスパイ小説。 読んでいて、物語の場面があちこち飛んで、どのように話が繋がるのか憶えきれずに、読み進めていくので、最後まできちんと理解できたかどうか。
作品の中で、何度か詩が出てきたり、夢と現実を行き来したりする場面があったりと、複雑な作品ではあるものの、“本物の”スパイ小説、かどうかはわからない。
作者:L.クリスチャン・ボーリング
内容:「BOOK」データベースより
第二次大戦下、アメリカの工作員マロリーは密命を受けて、レジスタンスの協力のもとに独軍占領下のパリへ潜入した。 が、内部の裏切りによって作戦は崩壊。 マロリーは敵に因われたが、辛くも脱出した。 それから26年、CIA局員となっていた彼はベルリンへ飛ぶ。 西側への亡命を望む東独情報部員に接触するためだった。 26年前の悪夢と遭遇しようとは夢想だにしていなかった…。 非情な諜報戦の只中でうごめくスパイ達を描く力作長篇!
メモ:
物語は、スパイ小説によくある情報部内にいるKGBのもぐらを炙り出すお話し。
この作者は大学の物理学の教授だそう。 まったく畑の違うスパイの世界の話だけれど、とても出来がいい作品に仕上がっている。
他にも作品はあるみたいだけど、翻訳されてるのはこの1作のみのようなのがちょい残念だな。
マラディエ
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