オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

T・ウッド

トム・ウッド

トム・ウッド 
 暗殺者ヴィクター・シリーズ、といっても2作品。
 ・パーフェクト・ハンター 上・下 ハヤカワ文庫 2012
 ・ファイナル・ターゲット 上・下 ハヤカワ文庫 2013 
 次が出ないかと思って待てど暮らせど出てこない。
 暗殺者の作品の中でも気に入ってるんだけどね~。

ファイナル・ターゲット 上・下 トム・ウッド

作品:ファイナル・ターゲット 上・下 ハヤカワ文庫 2013
作者:トム・ウッド
内容:「BOOK」データベースより
 銃声がゆっくりと薄れていく。 プロの暗殺者ヴィクターは、男の体が視界から消えるのを確認し、スコープから目を離した…… ヴィクターはCIAからの暗殺の仕事を引き受けることになった。 CIAには返さなければならない借りがあったのだ。 ヴィクターは、続いて新たな暗殺を依頼され、鮮やかな手ぎわで成功させる。 だが、彼には知る由もなかった――背後でCIAが巧妙かつ大がかりな陰謀を密かに進行させていたことを!

 ヴィクターの次の暗殺はベラルーシの首都ミンスクで決行されることになった。 だが、そこに謎の勢力が介入し、事態は複雑な様相を呈してくる。 そんな折り、CIAは最後のターゲットをヴィクターに告げ、仕留めれば自由の身になると確約する。 が、そのターゲットは意外な人物だった!謎を秘めたサスペンスフルな展開、臨場感溢れる銃撃・戦闘シーン―大好評を博した『パーフェクト・ハンター』に続く冒険アクション巨篇。

メモ:
 前作でCIAに借りができたことから、専属の暗殺の下請け状態になり下がり、主人公の気持ちを反映したようなプロローグから物語はスター トする。
 下請けから自由に向かうべく仕事をこなすが、別の諜報機関からも狙われることに。
 この次はどこに行くんだろうという終わり方。 3年も経ってるからもう次作は出ないんかな?

 
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パーフェクト・ハンター 上・下 トム・ウッド

作品:パーフェクト・ハンター 上・下 ハヤカワ文庫 2012
作者:トム・ウッド
内容:「BOOK」データベースより
 プロの暗殺者ヴィクターは、依頼どおりに標的の男を射殺し、男が持っていたフラッシュメモリーを奪った。 だが、その時から彼は殺し屋に襲われ始める。 彼は知らなかったが、フラッシュメモリーにはロシアの軍事機密が記録されており、CIAがそれを受け取るはずだった。 ヴィクターは殺し屋を次々と倒し、自分の命を狙う者が誰なのか突き止めようとする。 やがて彼は、暗殺の仕事を仲介する人物に会い、意外な事実を知る。

 仲介者の話では、ヴィクターの殺害に失敗した首謀者が、今回の暗殺計画の関係者全員を抹殺しようとしているという。 ヴィクターは仲介者に協力し、首謀者の正体とフラッシュメモリーの中身を解明しようとする。 だが敵は凄腕の殺し屋を差し向けていた。 しかも、ある事情でヴィクターを追うロシアの情報機関が軍事機密の流出を阻むべく動き始めた。 壮絶きわまりない戦闘の行方は?期待の大型新人が放つ冒険アクション巨篇。

メモ:
 暗殺を生業にしている人が主人公のシリーズ作品はわりと限られている。
 ロバート・ラドラムのジェイソン・ボーン・シリーズ、ローレンス・ブロックの殺し屋ケラー・シリーズ、バリー・アイスラーのレイン・シリーズ、マーク・グリーニーのグレイマン・シリーズなどなど。 でもって、この作者のヴィクターのシリーズ。
 主人公は、ラドラムのジェイソン・ボーンのように火器・ナイフ・爆薬・肉弾戦において超人的な能力を発揮し、請け負った暗殺直後から、執拗な襲撃をくぐり抜け、その理由と首謀者に迫る物語。
 ラドラムのボーンは、マシン的な?あまり人間味を感じないが、汚い言葉を嫌ったり、誡告をしたりと、ヴィクターの人格はより人間的に描かれている。
 作品は、あと1作のみ。 もたいないな。

 
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