オッさんの備忘録 (ダダを捨てろ!)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

D・リンジー

刻まれる女 デイヴィッド・L・リンジー

作品:刻まれる女 新潮文庫 2004
作者:ディヴィッド・L・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 愛人と別れ、パリを離れた彫刻家マルトーは、テキサスの別荘に落ち着いた。 その彼のもとを、謎の美女が訪れる。妹の裸像を制作してほしい、というのだ。 訝りつつも依頼を引き受けたマルトーは、モデルになる妹との対面に衝撃を受ける。 女は完璧な美貌とグロテスクな異形を併せ持っていた。そして、二人の女の意外な過去が次々と明かされる―。 驚愕の展開が閃くリンジーの会心作。

メモ:
 読み進めていて思ったのが、何か作風が誰かに似てるな、という印象で、記事書き始めて思い出したのが、ハドリー・チェイスの悪女物のように、女性に惹かれ、そして転落していくみたいな。
 「
驚愕の展開が閃く」とあるが、どうも不自然な展開にしか思えなくて釈然としない部分が残る。
 登場人物の人生同様に、結末も救われないのはなんともなんとも。
 ディヴィッド・リンジーの作品は、とりあえずこれでおしまい。 さて、お次は?


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ガラスの暗殺者 上・下 デイヴィッド・L・リンジー

作品:ガラスの暗殺者 上・下 新潮文庫 2000
作者:ディヴィッド・L・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 ロシア・マフィアの超大物“クルパティン”がヒューストンにやってくる―。 FBI特別捜査官のケイトはおとり捜査を命じられた。 色仕掛けでクルパティンに近づき情報を入手しろというのだ。 極めて危険な任務であるにもかかわらず、ケイトは同僚でもあった夫の死を乗り越えるために、任務を引き受けることを決意する。 そして、彼女の腕には最新鋭の極小盗聴器が埋め込まれた…。 情事のベッドは血塗られた。 美貌のロシア女性は淡々と男たちを闇に葬っていく。
 
 クルパティンのかわりにヒューストンにやってきた女性の美しさに一同は息を呑んだ。 イリーナというこの美女はクルパティンの愛人だった。 ケイトはイリーナへの接近を試みる。 しかし彼女はただの愛人ではなかった。 ケイトはイリーナの信用を得る一方で、彼女の殺し屋としての才能を目の当たりにし戦慄を覚える。が、次第に彼女を愛するようになる。 イリーナの決死の計画を知らずに…。 完全無欠の暗殺者にFBI女性捜査官が仕掛けた罠…女と女、命懸けの心理戦。

メモ:
 
ヒューストン市警ものは終わったが、物語は同じヒューストンが舞台。
 内容のとおり、
FBIの女性捜査官がロシア・マフィアのドンに迫る、というよりは、もう一人の主人公であるイリーナの物語に近い。
 その美しさが故の転落から自由を勝ち得るためにドンからの殺しの指令に応えるが、最後にドンの暗殺を狙うが...。
 結末は見えているが、なかなか面白かった。 最後も予定調和といったところか?

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黒幕は闇に沈む 上・下 デイヴィッド・L・リンジー

作品:黒幕は闇に沈む 上・下 新潮文庫 1998
作者:ディヴィッド・L・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 自己中心的な上司、男と駆け落ちした妻…。 くすぶっているヒューストン市警犯罪情報課警部マーカス・グレイバーのもとに、部下の自殺というやっかいな事件が舞い込んだ。 そして、極秘の内部調査により捜査線上に浮かび上がったのは、意外にも彼が最も信頼していた腹心の背信行為だった―。

 盗聴、盗撮、カーチェイス…。 最新の装備と最高の技術を駆使した調査により、恐るべき情報犯罪の全貌が姿を現した。 謎に包まれた黒幕、バノス・カラティスに迫るべく、グレイバーは周到に組織化された策謀の糸を辿っていく。 はたして仲間らと共にグレイバーは事件の最終幕に立った。 しかし、全てのシナリオは…。 警察内部をも巻き込んだ空前の犯罪計画は思いも寄らぬ結末を迎える。

メモ:
 ヒューストン市警ものが続くが、殺人課の物語ではなく、犯罪情報課の物語で、少し毛色が違う。
 読んでいると、スパイ小説のような展開で、とても読みやすく、これまでの作品より面白く感じるが、警察の捜査からかけ離れたような展開で、ちょいと無理があるような気もするかな? まあそこは小説ということで。
 ヒューストン市警ものはとりあえずここまで。

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届けられた6枚の写真 デイヴィッド・L・リンジー

作品:届けられた6枚の写真 新潮文庫 1996
作者:デイヴィッド・L・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 ヘイドンのもとに青年時代の父を描いた絵の写真が屈いた。 緑の瞳の美女の写真が続き、不審な写真が次々に送られてきた。 そして最後にヘイドン自身の写真が―前日に撮られたもので、頭に銃弾を受けた様が書き加えてある。一体誰が、なぜ。 一方、私立探偵スウェインの惨殺死体が見つかった。 なぜか彼の部屋にはヘイドンの写真が…。 秀逸な洞察力と精緻な背景描写の大作。

メモ:
 ヒューストン警察シリーズ4作目。 ヘイドン刑事が主人公の3作目。
 警部補昇進を固辞し続けたヘイドン刑事に、最後通牒が突きつけられたところから物語りは始まり、本人は捜査現場に残るか、管理職に行くか決めきれず、妻ともギクシャクしているところに、
父親の過去に関する写真が郵送され、事件に巻き込まれていく。
 父親がどんな人生を送ってきたか、知らない人物像が浮かび上がってきて、知らなかった事実に愕然とし、裏切られたような感覚になり、徐々に事実が明らかになっていくという内容が続くため、警察小説という感じはまったくしない。
 例え子供でも、その人のことは理解することはできず、一つの側面を見ているに過ぎない、とな。

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狂気の果て デイヴィッド・リンジー

作品:狂気の果て 新潮文庫 1995
作者:デイヴィッド・L・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 ヒューストン警察のヘイドン刑事はリーナを行方を追っていた。 両親の反対を押して、以前平和部隊員として赴任したグアテマラに戻った彼女は、そこで大きな犯罪組織に巻き込まれたらしい。 両親に雇われて現地入りした私立探偵も、姿を消した。嘘と裏切りが横行する国で、リーナに何が起きたのか。 必死に真実の断片を繋ぎ合わせるヘイドンの前に、リーナの意外な素顔が浮かび上がる。

メモ:
 ヒューストン警察シリーズ3作目。 ヘイドン刑事が再登場。
 物語の最初は読みにくかったが、グアテマラに舞台が移ってからは読みやすくなった。
 実はグアテマラがどのあたりにあるか知らなかったし、南米と思ってたら、中米だった。
 物語は、1986年にセレソ大統領が就任し、20年振りの軍支配から、民政移管をした後の話。 長い内戦の後に軍から公選の大統領が就任しても、ゲリラと軍の衝突は収まらない状況で、アメリカの介入の内情を描いているというところか。

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