オッさんの備忘録 (ダダを捨てろ!)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

N・デミル

アップ・カントリー <兵士の帰還> 上・下

作品:アップ・カントリー <兵士の帰還> 上・下 講談社文庫 2003
作者:ネルソン・デミル
内容:「BOOK」データベースより
 陸軍犯罪捜査部を辞めたポール・ブレナーは、かつての上司カール・ヘルマン大佐に呼び出された。 一九六八年、ヴェトナムの戦場でアメリカ軍大尉が中尉を射殺した。 目撃者の北ヴェトナム兵を捜す極秘依頼―。当時兵士だったブレナーは、いまふたたびヴェトナムの地を踏む。 傑作『将軍の娘』を凌ぐ続編。

 現地協力者にして美人キャリアウーマンのスーザンを道連れに、ブレナーはヴェトナムを“田舎のほう”へ向かう。 移動手段を断たれ、警察に追われる苛酷な旅路に蘇る、凄惨な戦場の記憶。果てにたどりついた、米軍中尉殺しの驚愕の真相とは…。 これぞストーリーテラーの本領、巨匠デミルが贈る渾身の巨編。

メモ:
 本がぶ厚い。 上巻 725頁と、普通ならこの長さで上・下巻になってもおかしくないくらいぶ厚い。 持ちにくい。
 ヴェトナムの話は、話題にことかかないから話が長くなるのかもしれない。
 それは、物語に厚みを持たせるためなんだろうけど、登場人物の無駄な会話や行動を書き加えるのは何の意味のあるようには思えず、また、物語が遅々として進まないから頁を飛ばし飛ばし読んで、それでも読み進めるのもひと苦労だった。
 この作風にもいいかげん飽きてきたぞ。 「これぞストーリーテラー」ってこういう作家のことを指すのか?
 というわけで、今度は違う主人公のシリーズが何作かある。 思いやられるな~。

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将軍の娘 上・下 ネルソン・デミル

作品:将軍の娘 上・下 文春文庫 1996
作者:ネルソン・デミル
内容:「BOOK」データベースより
 合衆国陸軍犯罪捜査部、相手が将軍でも逮捕できるこわもて集団。 その通称CIDのブレナー准尉が任されたのは、基地司令官の一人娘でエリート美人大尉が手足を杭に縛られ、全裸で絞殺されたという、まさに猟奇事件。 相棒のレイプ専門の捜査官サンヒル准尉はかつての恋人だ。 N・デミル独壇場のミリタリー・サスペンスの傑作

 事件の萌芽は、全裸で絞め殺された将軍の娘で陸軍のホープ、新兵募集のポスターのモデルでもあったアン大尉のウェストポイント士官学校時代の一つの出来事に起因しているのが明らかにされてくる。 しかし、陸軍犯罪捜査官ブレナー准尉には陰湿な圧力がかかりはじめた。 著者ならではの軍人たちの特殊密室社会を描いて面目躍如。

メモ:
 この主人公の作品が2作手元にあり、その1作目。
 作者の作品はコミックを読んでるような印象を受けるが、この作品も同様。
 次の作品は、上巻だけで725頁にも及ぶ長編小説。 与太話に頁を割いてるだろうから、斜めに読むしかないな~。

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スペンサーヴィル 上・下 ネルソン・デミル

作品:スペンサーヴィル 上・下 文春文庫 2000
作者:ネルソン・デミル
内容:「BOOK」データベースより
 冷戦の終結。それはキースにとりリストラによる解雇を意味していた。 ヴェトナム戦争以来軍一筋、国のために命をかけてきたというのに。 激務から解放されたキースがまっ先に考えたこと、それは「故郷に帰ってアニーに会いたい」だった。 しかし彼女はすでに地元の悪徳警察署長の妻となっていた! 傷心のキースのもとにある日…。

 地元名士の完璧な妻、それがアニーの表の顔だ。 それなのにアニーは幸せではなかった。 異常に嫉妬深い夫に束縛され、侮辱される生活にはもう耐えられない ― かつての恋人の決断をきいたキースは、彼女の愛と自由を取り戻すため、命をかけた戦いを署長に挑んだ! 恋愛小説もアクション小説をも超えた大娯楽作品。
 
メモ:
 ネルソン・デミルの作品を大人買いしたはいいものの、「内容」のとおり「彼女の愛と自由を取り戻すため、命をかけた戦い~」ってなんすかね?
 「恋愛小説もアクション小説をも超えた大娯楽作品」って謳わないと買う人がいないのか?
 とても、読むのに耐えられそうにないから、とりあえず備忘録として記事に。

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チャーム・スクール 上・下 ネルソン・デミル

作品:チャーム・スクール 上・下 文春文庫 1996
作者:ネルソン・デミル
内容:「BOOK」データベースより
 モスクワも郊外と小麦畑がハイウェイ沿いに広がり、白樺の並木がが続く。 「戦争と平和」で有名な古戦場ボロジノを逍遥するアメリカ人青年は、松林のなかで異様なものを目撃して、息を呑んだ!--アメリカ大使館の報道担当官リサ・ローズがとった電話の息せききった声の主はこの青年だったにちがいない。 「すぐに来て!」と。

 ボロジノの林のなかのにひっそりと建つ「イワノワ夫人のチャーム・スクール」。 一人前の青年男女として世の中に出る前に学ぶ“教養学校”だ。 が、なぜかこのキャンパスは有刺鉄線で外界と隔てられている--一体どんな“生徒”がいるのか? アメリカが介入する余地は? いや、はっきり言おう。 救出かさもなくば全員抹殺だ!
 
メモ:
 モスクワ郊外の林間に建つ謎の“教養学校”=イワノワ夫人のチャーム・スクールと、囚われのアメリカ軍人に呼ばれている施設。  そこでは、スパイを養成しているわけだが、スリーパーではなく、誘拐されたアメリカ軍人が教師になってに、完全にアメリカ人に化けるスパイを養成する施設という発想そのものは面白いが、やはり、この作品のニューヨーク大聖堂同様に話が長くて、最後は飽きて斜め読みになる。
※チャームスクール【charm school】とは、女性に美容法・礼儀作法・教養などを教える施設のことだそう。
 やはり長い小説は中身が少ない作品が多いな。

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誓約 上・下 ネルソン・デミル

作品:誓約 上・下 文春文庫 1992
作者:ネルソン・デミル
内容:「BOOK」データベースより
 「きみの名前が出ている」隣人に示された一冊の本、ヴェトナム戦時の米軍の残虐行為をあばくものだった。 このときから元陸軍中尉ベン・タイスンの戦後生活は音立てて崩れた。 マスコミ、近隣の白い眼。 しかし、真実は固く胸に秘さねばならぬ。 なぜなら、掩蔽壕の闇のなかでなされた“誓約”が彼に“名誉の沈黙”を強いるからだ。

  四面楚歌のなかで、タイスンの胸に大いなる疑問が湧く。 これは個人の罪なのだろうか? 裁かれるべきは国家ではないのか? そして決意する。 敢然、軍籍復帰して軍事裁判の被告席に立とうと ― 。 戦場の“藪の中”をドラマチックに追究して、『ケイン号の叛乱』、『地上より永遠に』に連なる骨太の国民文学的傑作の大ベストセラー。

メモ:
  この前読んだ、ニューヨーク大聖堂とは異なり、この作品では、事件の調査での尋問や法廷での証言といったあまり
動きのない静的な作品。
 法廷物は特に好きでもなく、それほど興味もなく、どうかと思ったものの、一般的な法廷物と違い、20年近い前のヴェトナム戦争時下の残虐行為の軍事裁判という特殊なシチュエーションだったためか、斜め読みもほとんどせずに、わりと興味深く読むことができた。
 ヴェトナム戦争を題材とした小説は結構読んでいるけど、どこもかしこも敵ばかりの常に死を目の前にした地上戦で、正気を保って、冷静な判断を下せる人間がはたしているんだろうか?と。 また、人間はどこまで残虐になれるんだろうか?と。 でも戦争はなくならないんだろうと。 いつも思う。
 結末は、いかにもアメリカンだな。


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