オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

M.ヘロン

放たれた虎 ミック・ヘロン

作品:放たれた虎 ハヤカワ文庫 2017
作者:ミック・ヘロン
内容:「BOOK」データベースより
 〈窓際のスパイ〉シリーズ最新刊 英国情報部の落ちこぼれスパイたち、通称〈遅い馬〉のひとりで、
ボスのジャクソン・ラムの片腕の秘書キャサリンが、何者かに拉致された。 犯人の脅迫を受けたカートライトは彼女の身の安全と引き換えに、本部へ侵入して厳重に保管された情報を盗み出すことを引き受けるが・・・・・・ 仲間の危機、そして〈泥沼の家〉の存亡をかけて、ラムが重い腰を上げ、〈遅い馬〉たちの奮闘がはじまる!

メモ:
 元アル中という設定のキャサリンが拉致されたところから物語は始まる。
 このシリーズの設定が、ホワイト・ホールと窓際の対決みたいな形で構成されているため、そろそろネタ切れな感じもしないでもない。

備忘録として、

 ミック・ヘロン 窓際のスパイ・シリーズ
  01 窓際のスパイ Slow Horses ハヤカワ文庫 2014
  02 死んだライオン Dead Lions ハヤカワ文庫 2016
  03 放たれた虎 Real Tigers ハヤカワ文庫 2017
 

死んだライオン ミック・ヘロン

作品:死んだライオン ハヤカワ文庫 2016
作者:ミック・ヘロン
内容:「BOOK」データベースより
 一人の元スパイが心臓発作で死んだ。 その死に疑惑を抱く者はいない…ジャクソン・ラム以外は。 スパイは死ぬまでスパイだ。 スパイが死んだなら、そこには必ず何かがあるはずなのだ。 はたせるかな男はメッセージを遺していた。 ただ一語“蝉”― それは旧ソ連の幻のスパイにかかわる暗号名だった! ラム率いる“泥沼の家”の落第スパイたちが、動き出す。 『窓際のスパイ』に続く会心の痛快作。 英国推理作家規会賞ゴールドダガー賞受賞!

メモ:
 前の作品はなかなかいいと思ったけれど、今回の作品は色々と仕込んではいるけれど、結末がなんだかな~な気がした。
 また、場面が行ったり来たりで、通勤電車の中で日々途切れ途切れで読むんで、どんな場面だったっけ?みたいに物語の繋がりがを再確認しないと読み進めないようなありさま。
 次の作品も出るんだろうな~。


 
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窓際のスパイ ミック・ヘロン

作品:窓際のスパイ ハヤカワ文庫 2014
作者:ミック・ヘロン
内容:「BOOK」データベースより
 “泥沼の家”と呼ばれるその部署は、英国情報部の最下層だ。不祥事を起こした部員はここに送り込まれ、飼い殺しにされるのだ。 若き部員カートライトも訓練中のミスのせいでここに放り込まれ、連日ゴミ漁りのような仕事をさせられていた。 もう俺に明日はないのか? ところが英国全土を揺るがす大事件で、状況は一変した。 一か八か、返り咲きを賭けて“泥沼の家”が動き出す! 英国スパイ小説の伝統を継ぐ新シリーズ開幕。

メモ:
 この作品は中古が早く安くならないかと思って、やっと安くなったので買った作品。 落伍者の烙印を押された奴らが起死回生の一発を放つというのはよくあるお話なんだけど。
 “泥沼の家”のメンバーがどのようにして、その沼にはまったかということに前半部分は多く頁が割かれていて、どうも人物が生き生きとした感じがせず、外れたかと思ったものの、後半物語が急速に展開していくにしたがいなかなか楽しめた。
 2作目が既に刊行されているが、中古市場ではまだ少しお高いかな?

 
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