オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

G・ハーウィッツ

オーファンX 反逆の暗殺者 グレッグ・ハーウィッツ

作品:オーファンX 反逆の暗殺者 角川文庫 2016
作者:グレッグ・ハーウィッツ
内容:「BOOK」データベースより
 政府に暗殺者として育て上げられたオーファンXことエヴァン。 数々のミッションをこなした後、「正体不明の仕事人」となり、無償で弱者を助けていた。 要塞さながらの自宅を拠点に、市井の人々の暮らしに紛れつつも、孤独を貫いている。 そんなエヴァンの行く先々に暗殺者の魔の手が忍び寄る。 ターゲットはクライアントなのか、自分自身か。 冷徹なプロの殺し屋でありながら心優しきヒーロー像を描く、スタイリッシュな犯罪小説。

メモ:
 この作者の作品は昨年1作読んでましたね。 それすら覚えていないアル中ハイマなオイラ。
 トップレベルの暗殺者が、離脱して地下に潜り、弱者のために仕事をするという設定はそんなに悪くはない。
 心優しい暗殺者? そもそも暗殺者には向かないんじゃねか?って突っ込みたくなりながらも、ぼちぼち楽しめた。
 終わり方からすると、続編が出てくるのかな?

 
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処刑者たち 上・下 グレッグ・ハーウィッツ

作品:処刑者たち 上・下 ヴィレッジブックス文庫 2007
作者:グレッグ・ハーウィッツ
内容:「BOOK」データベースより
 その日はジニーの7回目の誕生日だった―愛娘にとびきりのサプライズ・パーティーを準備していたのに、ティムとドレイの夫妻を驚かせたのは、ジニーがレイプされバラバラに刻まれて見つかったというしらせだった。 犯人はすぐに捕まったものの、不当逮捕で無罪放免となってしまう。 あまりの結果にどうにも気持ちの整理がつけられず、次第に心がすさんでいくティム。 それを見透かしたように、罪を逃れた凶悪犯に制裁を加える「委員会」なる秘密機関が接触してくる。 復讐という甘い蜜に誘われ、協力を約束したティムだったが…。 
大物作家がこぞって絶賛するジェットコースター・サスペンス。

 極めて優秀な戦闘員として数々の修羅場をくぐり抜けてきたティムだったが、娘の死はこれまでにない衝撃だった。 妻ドレイとのあいだもギクシャクし、仕事も辞めてしまう。 事件の真相を知るために参加した謎の秘密組織「委員会」では、メンバーの期待どおり見事な“処刑”を実行してみせたが、ティムは容赦ない処刑宣告にどうしても馴染めず、組織とは距離を置いて独自の捜査をすることを決心する。 一方、ドレイもまた警察官の立場をいかして、少しずつ娘の死の真相に迫っていた ― そしてふたつの捜査線が交錯したとき、思いがけない真実が明らかに! 怒涛の展開でラストまで一気読み必至。

メモ:
 小児性愛者が世の中にどれくらいいて、どれくらいが実際に罪を犯しているのか? 性的虐待をする親もそうだが、たぶんかなりの数に上ると思われる。
 そのような犯罪者が、捜査上の手続きの瑕疵により、逮捕が無効になり、釈放されたんでは本末転倒なところからの、秘密組織という発想。
 小説の中の話とはいえ、飛躍しすぎ? ちょっと主人公のキャラからして、超法規的な側に行くような気がしないから何となく違和感が続いた。
 
また、結末に向かう展開は予測の範囲内で、最後もどうかと。 ちゃんちゃんとはならないよな~な終わり方。
 ま、勧善懲悪とはならないけどね。
 
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