オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

M・B=ゾウハー

ベルリン・コンスピラシー マイケル・バー=・ゾウハー

作品:ベルリン・コンスピラシー ハヤカワ文庫 2010
作者: マイケル・バー=・ゾウハー
内容:「BOOK」データベースより
 ホテルで目覚めたアメリカの実業家ルドルフ・ブレイヴァマンは、不可解な思いにとらわれた。 昨日はロンドンのホテルで寝たはずだが、ベルリンにいるのだ。 間もなく彼は、62年前に仲間とともに五人の元SS将校を殺した罪で逮捕され、彼の息子ギデオンが一連の奇怪な事件の調査を開始する。 父親の親友などの協力を得て、やがて暴き出す驚くべき国際的陰謀とは? 巨匠が実力を遺憾なく発揮した待望の新作エスピオナージュ。

メモ:
 またまたナチの亡霊がな作品。
 面白いかというと、なんともまどろっこしい作品。

影の兄弟 上・下 マイケル・バー=ゾウハー

作品:影の兄弟 上・下 ハヤカワ文庫 1998
作者: マイケル・バー=・ゾウハー
内容:「BOOK」データベースより
 ソ連に吹き荒れたユダヤ人迫害の嵐のなか、一人の女性詩人が処刑された。彼女は二人の子供を残した。 最初の夫である詩人との間に生まれたアレクサンドル。 そして二度目の夫のKGB大佐を父とするジミトリー。 だが、兄弟の運命は大きく分かれてしまった。 アレクサンドルはアメリカの伯母のもとへ。ジミトリーは孤児院へ。 東西に引き裂かれて闘うことになる宿命の兄弟を、息もつがせぬ展開と壮大なスケールで描く傑作巨篇。

 アメリカで育ったアレクサンドルはアレックスと呼ばれ、ソ連の研究家になった。 一方、ジミトリーはKGBに入り、次第に頭角を現わしていく。 しかしパリでめぐりあった二人は、同じ女性を愛したためにお互い激しい増悪に身を焼くことになった。 アレックスはCIAに加わり、丁々発止の諜報戦の中で弟との死闘を繰り広げる。 そして波瀾万丈の物語は驚愕のクライマックスへ…。 巨匠バー=ゾウハーの集大成というべき雄篇。

メモ:
 初めての上・下刊なので、長編大作を期待したら嫉妬と復讐の嵐で、途中は飛ばし飛ばしで読んで、最後は予定調和な作品。

悪魔のスパイ マイケル・バー=ゾウハー

作品:悪魔のスパイ ハヤカワ文庫 1994
作者: マイケル・バー=・ゾウハー
内容:「BOOK」データベースより
 第一次大戦さなかの1917年、イギリスのスパイをしていた美貌のユダヤ系アメリカ人ルース・メンデルソンは、家族とともにトルコ軍に逮捕されてしまった。 しかも、イギリスのエルサレム進攻作戦をスパイしろと命じられる。 拒否すれば、父の命はない。ルースは、イギリス軍が駐屯するカイロに潜入するが… アラビアのロレンスなど実在の人物をたくみに織りこみ、非情な運命の渦にまきこまれたスパイの姿を描くサスペンス。

メモ:
 中東の物語が続いて、少し食傷気味。 アラビアのロレンスが出てくるのはいいけれど、人物像やどのようなことをしたのかよく知らないのでどう評価すればいいのか。
 またアラブ部族間の複雑な関係も理解していないので余計に混乱してしまう。

ファントム謀略ルート マイケル・バー=ゾウハー

作品:ファントム謀略ルート ハヤカワ文庫 1982
作者: マイケル・バー=・ゾウハー
内容:「BOOK」データベースより
 OPECに対する強攻策を提唱する合衆国大統領候補ジェファーソン。 その当選を阻止すべく、OPEC議長はアメリカの石油王と結託、極秘計画に踏み切る。 そんな折り、少壮の作家クリントは新作の取材を開始した。 ナチスのゲーリング財宝略奪にまつわる謎が主題だった。 が、やがて知るのは、この秘話にジェファーソンが絡んでいたという意外な事実。 以来、クリントは命を狙われ続ける。 果たして誰が、何のために・・・・・・? ヨーロッパとアメリカ、過去と現在を結ぶ使途策謀の迷路--巨大なスケール、斬新なプロットで描く力作サスペンス!

メモ:
 タイトルからF4戦闘機の方を連想していたけれど、何の関連もないナチの略奪した財宝と大統領選を絡めたお話し。
 まあボチボチでんな。

復讐のダブル・クロス マイケル・バー=ゾウハー

作品:復讐のダブル・クロス ハヤカワ文庫 1983
作者: マイケル・バー=・ゾウハー
内容:「BOOK」データベースより
 執念の追跡の末、イスラエルの情報機関モサドが抹殺したアラブゲリラの幹部。
その男の死がもたらしたのは、熱い復讐の炎だった。 敬愛する人物を失った一人のテロリストが、
ユダヤ人に致命的な打撃を与えると誓ったのだ。
PLO議長の協力を得た彼は、アメリカの一学生を手先に使い、密かに計画を実行に移す。
だがモサドの長官エレミア・ペレドがこの動きを察知、その総力を上げてテロリストの行方を追い始めた。
苛烈な暗闘の果てに、やがて明かされる恐るべき計画の全貌とは? 激動の中東を舞台に、
迫真の筆致で描く気鋭会心のサスペンス巨編!

メモ:
 持っていないことに気付いて購入した作品。 だから翻訳された順番とはズレているが、シリーズものではないので、問題はない。
 中東が舞台だと、なかなか各国の歴史背景や関係が頭に入っていなくて、いつも混乱してしまう。 しかし、作品としてはなかなか面白いかと。

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