オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

R・リテル

チャーリー・ヘラーの復讐 ロバート・リテル

作品:チャーリー・ヘラーの復讐 新潮文庫 1983
作者:ロバート・リテル(US)
内容:「BOOK」データベースより
 チャーリー・ヘラーは、アメリカ中央情報局で暗号の作戦と解読にたずさわるコンピューター技師。
 しかし、この典型的なインテリ・サラリーマンのヘラーは、婚約者がミュンヘンでテロリストに殺されたことを知ると、復讐を心に近い、俄仕込みの暗殺者へと変貌していく。 持ちなれれぬ武器を手にした彼は、テロリストたちが身を隠していうrチェコスロバキアに潜入するのだが・・・・・・。

メモ:
 婚約者をテロリストに殺されたにも関わらず、何もしないCIAに対して、自らが潜入工作員となるべく訓練を施してもらい潜入するが...。
 悲惨な話なんだけど、この作者の作品は、なんというか喜劇的な感じで物語が進んでいくのは他の作品同様かな。

目覚める殺し屋 ロバート・リテル

作品:目覚める殺し屋 文春文庫 1998
作者:ロバート・リテル(US)
内容:「BOOK」データベースより
 KGBの殺し屋パルジファルは、アメリカで暮らしながら本国からの指令を待つ身分。 ソ連崩壊後途絶えがちだった連絡が再開されたが、なぜか標的はインディアンばかりだ。 一方、官憲から逃れて熱気球で逃亡中のフィンはインディアン保留地の降下、その生活に共感をおぼえるに至る。 その二人が対峙することになって・・・・・・・

メモ:
 アメリカで活動していたKGBの殺し屋が、ソ連崩壊後連絡が途絶えて潜伏期が続いた後、指令が再開したら、暗殺の相手はインディアンばかりという、面白い設定。
 この作者の作品は、なんというか喜劇的な印象があるかな。

スリーパーにシグナルを送れ ロバート・リテル

作品:スリーパーにシグナルを送れ 新潮文庫 1988
作者:ロバート・リテル
内容:「BOOK」データベースより
 KGBスリーパー養成所元教官は、不遇だった。 西側に潜入した教え子たちが次々に発見されたのだ。 技倆を疑われ、特権を剥奪され、収容所送りにもなりそうだ。 ついに亡命を決意した彼は、その見返りに息子のように愛した最後の弟子を裏切る。 一方華やかな過去を持つCIAの2人組は、史上最大の完全犯罪を目論んでいた。 ついにスリーパーは目覚め、目標めざして行動を開始した。

メモ:
 スパイ小説に欠かせない「
スリーパー」。
 前作同様に
古典的な作品。 スリーパーが覚醒して、指令を果たすが・・・・・。な、その後に答え合わせ的に展開する物語。
 いいんだか悪いんだか...。

迷いこんだスパイ ロバート・リテル

作品:迷いこんだスパイ ハヤカワ文庫 1988
作者:ロバート・リテル
内容:「BOOK」データベースより
 ソ連の外交文書伝書係クラコフが任務遂行中にアテネで姿を消した。 極秘書類の入った鞄を携えたままアメリカ大使館に駆け込み、亡命を求めたのだ。 その日から、いつ果てるとも知れぬ情報聴取が始まった。 クラコフの供述に嘘はない。 書類も本物に思える。 だが聴取にあたった秘密機関〈特別行動班〉の長ストウンは疑念を拭い去れなかった。 ― この亡命は本物なのか、それともアメリカに偽情報を信じこませるための罠なのか? ストウンは確証を得るべく単身ソ連へ潜入を決意した。 鬼才がデタントの影で火花を散らす米ソの暗闘を緻密な構成で描く。

メモ:
 この作品の前に「ルウィンターの亡命」というのがあるが、未購入。
 なんだかこの作品も古典的な作品だ。 あまり大きな動きはなく、事情聴取の場面など部屋の中で物語が進んでいき途中退屈してしまう。
 結末は、ん~んな感じだな。

最初で最後のスパイ

 作品:最初で最後のスパイ 新潮文庫
 
 作者:ロバート・リデル
 
 内容:「BOOK」データベースより
  サイラスはCIAの盗聴工作者。除草人と呼ばれ、毎日厖大な盗聴資料を選
 り分けている。 ある日彼は、CIA上層部で進んでいるらしい大陰謀を偶然聞
 きつけてしまった。 根っからの愛国者であり、自分を独立戦争の憂国の士の
 生れ変りと信じる彼は、これを阻止しようと知恵を絞るが…。 歴史の虚実と
 現在の虚実が入り乱れ、読者の知的冒険心を刺激する特異なスパイ小説。

 メモ:
  
「読者の知的冒険心を刺激する特異なスパイ小説」というところに惹かれて
 買ってみた。 しかし、なんじゃこれ、な一冊となり永久にお蔵入りかと。
  「自分を独立戦争の憂国の士の生れ変りと信じる彼は~」 というとおり、平
 行して現実と虚構の物語が進み、最後はっどっち?みたいな終わり方で、久々
 に時間の無駄と感じてしまった作品。 自分は小説を書けないのに批評するの
 もなんですが、さっさと次に行きましょ。 ということでまだ読んでない007の作
 品を手に取りました。 少しはお口直しになるかしら?
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