オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

M・スミス

キリング・タイム 上・下 マレー・スミス

作品:キリング・タイム 上・下 文春文庫 1998
作者:マレー・スミス
内容:「BOOK」データベースより
 BBCのニュースカメラマン兼編集者のジェームズ・ガントには、隠された心の傷があった。 幼いころ、目前でテロリズムの惨劇を体験していたのだ。 そのガントが、ひょんなことからSISに徴募され、要員としての訓練を受けることになる。 やがて、恐ろしいテロ計画の存在に気づいたガントは、やむにやまれぬ行動にでる…。

 テロ計画の存在に気づいたSIS工作管理本部長デーヴィッド・ジャーディンの苦悩は深かった。 目前の計画をストップさせるべきか、それには目をつぶってテロ組織に壊滅的な打撃をあたえるべきか。 しかしジャーディンの思惑とは別のところで事態は進行しつつあった。 錯綜するスパイ合戦、炸裂する暴力、渾身のシリーズ第三作。

メモ:
 SISのスパイ、デーヴィッド・ジャーディンのシリーズ3作目。
 アブ・ニダルがアメリカでのテロを計画し、それを追う?物語。 
 今回は、ジャーディンの個人的な物語も出てきて、そこの部分は「?」な印象。
 この作者の作品は結果的にわりと面白かったんで、もう読む作品がなくなり、次は何を読もう?


ストーン・ダンサー 上・下 マレー・スミス

作品:ストーン・ダンサー 上・下 文春文庫 1996
作者:マレー・スミス
内容:「BOOK」データベースより
 サンクト・ペテルブルク、深夜。 USクレジット・エクスプレス社のコンピュータ・ルームを訪れた二人組は、こともなげに東京の口座から一億五千七百万ドルを引き出し、姿を消した。 一方、ワシントンで退屈な日々を送っていたジャーディンは、危険な香りにひかれ、急遽ベイルートへ向かった。 息づまる展開のシリーズ第二作。


 ドルをターゲットに世界経済の崩壊を企んだ「メドゥーサ作戦」がついに動きはじめた。 かつてモサドとKGBで活躍していた二人は、そのキャリアとネットワークを活用し、この未曾有の作戦を練り上げてきた。 そして、その背景には意外な陰謀が…。 “ストーン・ダンサー”はどう動くのか? テクノ・スリラーの新境地をひらく。


メモ:
 SISのスパイ、デーヴィッド・ジャーディンのシリーズ2作目。 登場人物も引き続きだが、それぞれ出世したりしている。
 作品の執筆された時代からすれば、プログラムをハックしてみたいなのは、最先端だったかもしれない? どうなんだろ?
 作品の後半で明らかにされる黒幕的なのが□□だったのは、まあありがちかと思うけど、内容的には1作目より出来がいいような気がするかな。

悪魔の参謀 上・下 マレー・スミス

作品:悪魔の参謀 上・下 文春文庫 1996
作者:マレー・スミス
内容:「BOOK」データベースより
 グランド・セントラル駅のトイレで若い娘の死体が発見され、ニューヨーク市警の敏腕刑事が動きだした。 闘争資金が底をついたIRAは、コロンビアのカルテルと手を結ぶという苦渋の道に足を踏み入れつつあった。 ロンドンではそのカルテルへ潜入させるスパイの人選がすすめられていた…。

 ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、メデジン ― 世界の四つの都市でひそかに動きだした策謀が、しだいに一本の線となってうねりはじめた。 男たちはそれぞれの破局に直面する…まるで悪魔に運命を弄ばれるかのように。 生き残るのはだれか。 英国特殊部隊元将校の肩書きをもつ著者が、背筋の寒くなるような緊迫感で描く。

メモ:
 コロンビアという国は、実際にはどんな国なのか? 危険な国なのか? 麻薬で成り立っているのか? などなど知らないので疑問が色々沸いてくる。
 主人公はSISのデーヴィッド・ジャーディンという人物だが、この主人公の作品の3部作ということになるのか?
 この主人公は部内でも「伝説の~」みたいに言われているが、作品の中では、下半身に節操がないし、教会で告解している情報がIRAにダダ漏れしてたりと、結果的に、結末が救われなくて、やりきれない気持ちになる。
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