オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

V・フリン

キル・ショット 上・下 ヴィンス・フリン

作品:キル・ショット 上・下 マグノリアブックス 2018
作者:ヴィンス・フリン(US)
内容:「BOOK」データベースより
 恋人をテロリストに殺されたことをきっかけに、CIAの極秘作戦をする“オリオン・チーム”の暗殺者となったミッチ・ラップは、敵を追いつめ、殺害する能力が極めて高く、与えられた任務を援護なしの単独行動で次々に完璧にこなしている。 たとえ窮地におちいっても彼を救い出すチームはいないが、足跡が少なければ少ないほどつかまる危険も少なくてすむというのがラップの考えだ。 今度のターゲットはリビアの石油相で、失敗する要素はないはずだった。 しかし、ターゲットをしとめた直後、サブマシンガンを持った男たちがラップの前に現れ―。

 “オリオン・チーム”の限られたメンバーしか知らないはずの情報がもれたことで窮地に立たされ、追う者から追われる者になったラップ。 組織内の誰が情報をもらしたかわからないいま、ラップは自力でその相手を見つけるしかない。一方、CIAと連絡を断ったラップを捜すため、かつて彼を教育したハーレーは、部下たちをフランスへと送った。 そのうちのひとりヴィクターはラップに恨みをいだいていて、機会があれば彼を殺そうと考えている。 ラップのハンドラーであるケネディは最悪の事態を想定していたが、そんなときに彼から連絡が入り…。

メモ:
 ミッチ・ラップが主人公のヴィンス・フリンのシリーズで、マグノリアブックスからの2作翻訳されている作品の第2作目。
 この作品は、12作目の作品で、前作から1年ほど経過したミッチ・ラップの活動が描かれている。

アメリカン・アサシン 上・下 ヴィンス・フリン

作品:アメリカン・アサシン 上・下 マグノリアブックス 2018
作者:ヴィンス・フリン(US)
内容:「BOOK」データベースより
 テロリストによる犯行で恋人を失ったラップは、最愛の人を失った苦しみに耐えるために復讐の計画を立てるしかなかった。 毎晩、眠りにつく前に考えるのは、恋人の乗った飛行機を爆破した、顔の見えない犯人たちのこと。 彼らは敵だ。敵は死ななければならない。 その敵の命を狙う人間に喜んでなるつもりだ。 そう決意をかためていたラップの前に、謎だらけの女が現れた。 彼女は対テロリストの武器として、ラップを訓練したいと申し出た。 こうして、復讐心に燃えたラップは、暗殺者になるための第一歩を踏み出し──。

 ラップは厳しい訓練を終えてCIAの極秘チームの一員となり、彼を暗殺者にするための訓練をしたハーレーと組んで任務にあたることになった。 ラップとハーレーは互いに嫌い合う関係を築いているが、ふたりが敵への憎しみで一致団結し ている限り、それは問題のないことだった。 けれど、最初の任務でラップはターゲットを消すことに成功したものの、それはハーレーの命令を無視した方法によるものだった。ハーレーはラップを危険人物と考え、チームには不要と考える。  だが、CIAの上層部はラップを必要な人材と考えて…。


メモ:
 ミッチ・ラップが主人公のヴィンス・フリンのシリーズは、20年ほど前に2作、二見書房から翻訳出版されている。
 謀略国家(2002年)、強権国家(2003年)の2作。 
 シリーズは、現在までに13作あるものの、二見書房からの2作と、マグノリアブックスからの2作の計4作品が翻訳されているのみ。
 14作からは、別の作者がシリーズを引き継いでいるそう。
 この作品は、11作目の作品で、23歳のミッチ・ラップが、CIAに入り、訓練から最初の二度の作戦の物語となっていて、回顧録?ということなのかな?

強権国家 ヴィンス・フリン

作品:強権国家 二見文庫 2003
作者:ヴィンス・フリン
内容(「BOOK」データベースより)
 任務中に狙撃されたCIA史上最強の暗殺者ミッチ。 辛くも一命を取りとめ、裏切り者を探しはじめるが、権謀術数にたけた黒幕の妨害にあい、核心には踏み込めなかった。 一方、イラクのフセイン政権が核開発を進めているとの情報をつかんだアメリカ大統領は、再び困難きわまる任務をミッチに命じる。 が、一部の議員は次期CIA長官の指名をめぐり、現政権への揺さぶりをかけてきた。 その背後にうごめく黒幕の真の狙いは? ワシントン政界の生臭い舞台裏を描いた謀略小説の傑作。

メモ:
 1作目はそうでもなかったが、この作品は読んだことはないがハーレクインロマンスか?みたいなメロドラマな部分にかなりの頁が割かれていて辟易。
 謀略小説の傑作なのか? アメリカ人はこうゆう小説が好きなんかな?

謀略国家 ヴィンス・フリン

作品:謀略国家 二見文庫 2002
作者:ヴィンス・フリン
内容:「BOOK」データベース
 CIA秘密工作員で凄腕の暗殺者ミッチ・ラップは、テロリストを支援するドイツの実業家暗殺に成功した直後、サポートチームのひとりに狙撃される。 かろうじて助かったミッチはひそかに帰国し、真相を探りはじめる。 今回の任務を知るのは大統領とCIA長官、直属の上司のみ。 彼らの無実は確信したものの、ミッチの必死の探索に、手がかりの証人達は次々と殺されていく。 事件の背後には意外な人物の血なまぐさい謀略と野心が… スパイ・アクション小説の傑作。

メモ:
 スパイ・アクション小説、というとおり、アクション主体のお気楽小説。
 越後屋お主も悪よのう、というような物語。 気分転換にはいいかも。
 

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