オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

J・C・ポロック

J.C.ポロック 作品 まとめ

~ J.C.ポロック 作品 まとめ ~
 手持ちの作品はこんなんだったかと。
  ① 樹海戦線  ハヤカワ文庫 1986
  ② ミッションMIA  ハヤカワ文庫 1987
  ③ トロイノ馬  ハヤカワ文庫 1988
  ④ デンネッカーの暗号  ハヤカワ文庫 1990
  ⑤ 復讐戦  ハヤカワ文庫 1991
  ⑥ 狙撃  ハヤカワ文庫 1993
  ⑦ 略奪者  ハヤカワ文庫 1994
  ⑧ かくも冷たき心  ハヤカワ文庫 1999
  ⑩ 射程圏  ハヤカワ文庫 1999
  ⑪ 終極の標的  ハヤカワ文庫 2002

 読む小説がなくなって、また掘り起こしてきた作品群。
 ⑤ 復讐戦、⑥ 狙撃、については、元デルタ・フォースのジャック・ギャノンが主人公の物語。
 その他の作品は単発もの。 ① ~ ④の作品は、メロドラマな要素が多くて今ひとつな印象。
 中でも、⑦ 略奪者、の出来がいいような気がする。
 最後の作品の最後の場面で、ヒロインが死んだ兄のお気に入りの言葉のひとつを思い出して、出てきたのが、「 ~ うしろを振り返ってもいいことは何もない。 首が痛くなるのがオチだ。」。
 確かにネ~。
 

射程圏 J・C・ポロック

作品:射程圏 ハヤカワ文庫 2001
作者:J・C・ポロック
内容:「BOOK」データベースより  裏表紙要確認
 ニューヨーク市警の刑事カービイは、マフィアのボス、ジェネロの逮捕に執念を燃やしていた。 彼はジェネロが会計士を殺害したことを知り、その現場を目撃していた高級コールガール、ニコールの身柄を確保する。 彼女の護衛に全力をあげるカービイだが、ジェネロはニコールを抹殺するために、完璧な仕事をほこる第一級のスナイパーを差し向けてきた… 辣腕刑事と凄腕スナイパーの死力を尽くした激闘を描くアクション巨篇。

メモ:
 証人保護プログラムというのは日本でもあるんだろうか?
 裁判で証言することにより、身の安全が脅かされるのであれば、証言しないという選択も出えてくるだろうからねぇ。

かくも冷たき心 J・C・ポロック

作品:かくも冷たき心  ハヤカワ文庫 1999
作者:J・C・ポロック
内容:「BOOK」データベースより
 CIAが旧ソ連からひそかに亡命させ、保護・監視していた元KGB大佐のマリク。 その彼が4人の女子学生を惨殺し、姿を消した。 外聞をはばかるCIAは内密裡に彼を捕らえることを決定、元工作員のカリーに白羽の矢を立てた。 カリーは不正事件で罪に問われ服役中だったが、自由と引換えに捜索に乗り出す。 かくして、プロ同士の熾烈な闘いが始まった! 冒険小説の旗手ポロックが新境地を開いたノンストップ・サスペンス。

メモ:
 猟奇殺人を行う人間は、だんだんエスカレートするらしい。
 塀の中に入っても、出てきたらまた同じことをするんだろうな。

略奪者 J・C・ポロック

作品:略奪者 ハヤカワ文庫 1997
作者:J・C・ポロック
内容:「BOOK」データベースより
 第二次大戦中にナチが略奪し、行方知れずになった数々の名画。 それらをひそかに買っていた人物のリストが、ドイツ赤軍派のシュトラッサーの手にわたった。 活動資金を得るため、彼はリストの人物を襲って絵を奪いはじめる。 そのあとを追う、CIA対テロリスト課のセムコとモサドの女性部員レイチェル。 そして、ロシアの対外情報部も追跡戦に加わった。 プロフェッショナルたちの壮絶な死闘を描く、迫力のアクション巨篇。

メモ:
 第二次大戦中のナチの略奪をはじめ、戦時中のやりたい放題は、いずこも同じ。
 隣国では、日本を陥れるために共同戦線を張って、自国のヴェトナム戦争時のことはまったくなかったことにしたよな、世界中に向けた布教活動に勤しむ厚顔な外交手法。
 声を上げられたら、一つ一つ潰していくしかないんだけど、弱気な日本はそれをしてこなかったから、銅像が蔓延るんだよな。 たまんねーな。
 それはさておき、街中での銃撃戦やカーアクションなどが散りばめられていて、映画の脚本を読んでいるよう。
 主人公は、ロバート・ラドラムのジェイソン・ボーンというか、ダニエル・クレイグ演じる007のような印象か?
 アクションだけではないので、わりと楽しめた。

狙撃 J・C・ポロック

作品:狙撃 ハヤカワ文庫 1996
作者:J・C・ポロック
内容:「BOOK」データベースより
 「合衆国大統領を暗殺せよ」米当局の取締りに業をにやした麻薬カルテルのボスたちは、一人の男に報復を依頼した。 男の名はシンカヴェジ。 高度のゲリラ戦術を身につけた超一流のスナイパーだ。 だが、CIAの情報網により、計画は大統領警護課長マグワイアーの知るところとなった。 彼は、旧友を殺害されて怒りに燃える元デルタ・フォース中佐ギャノンと協力して、暗殺者を迎え撃つ。 密林に都市に展開する冒険アクション。

メモ:
 「復讐戦」に続くジャック・ギャノンの2作目。
 結末がなんともなんともな。
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