オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

S・アーンヘム

刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺 ステファン・アーンヘム

作品:刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺 ハーパーBOOKS 2018
作者:ステファン・アーンヘム
内容:「BOOK」データベースより
 白昼のカーチェイスで男が事故死した。 遺体はなぜか凍っており、死後2カ月と判明。 だが数日前には同じ男が生きた姿で目撃されていた。 矛盾する事実にファビアンら捜査班が翻弄される中、事件はおぞましい連続殺人へ変貌を遂げてゆく。 同じ頃、デンマークでは血まみれの女が出没し、無差別に市民を襲う覆面集団の動画が投稿される。 やがて両国の怪事件は思いがけぬ形でファビアンに影を落とし―。 ノルウェー7週連続ベストセラー1位! 北欧ミステリー・シリーズ第3弾。

メモ:
 刑事ファビアン・リスクのシリーズ第3作目。 翻訳はここまで。
 スウェーデンとデンマークで起きている事件を交互に描きながら、主人公の家族も巻き込まれ崩壊していくようななんとも救いのない物語。
 北欧の警察小説は救いのある物語より、救いのない物語の方が多いような気がして、オラには続けて読むのは精神衛生上あまりよろしくないかもしれない。
 「ノルウェー7週連続ベストセラー1位!」とあるので、このような作品が好まれるんだなと...。

刑事ファビアン・リスク 九つ目の墓 ステファン・アーンヘム

作品:刑事ファビアン・リスク 九つ目の墓 ハーパーBOOKS 2017
作者:ステファン・アーンヘム
内容:「BOOK」データベースより
 ストックホルムとコペンハーゲンで相次ぎ猟奇殺人が発生。 片方の被害者は内臓を抜かれ、もう一方は斧でメッタ斬りにされていた。 容疑者は法の隙間をすり抜け自由を謳歌していた2人の連続殺人鬼。 だが、スウェーデン国家刑事警察のファビアン・リスクとデンマークの女性刑旨ドゥニヤは事件の核心に迫るにつれ、どこか違和感を覚え始める―。 あなたはこの罠を見破れるか!? 戦慄のミステリー。

メモ:
 スウェーデンのファビアン・リスク刑事のシリーズ第2弾。
 正月で読む作品に困ったため、結局作品を追加購入。
 この作品は、前作「顔のない男」に続く物語ではなく、その前職となるスウェーデン国家刑事警察を退職せざるを得なくなったエピソードとなる物語。
 この作者の作品は、物語の中で真犯人が警察をミス・リードするため手掛かりを撒き散らすという手法がお得意のパターンとなってきているのかなと。

刑事ファビアン・リスク 顔のない男 ステファン・アーンヘム

作品:刑事ファビアン・リスク 顔のない男 ハーパーBOOKS 2016
作者:ステファン・アーンヘム
内容:「BOOK」データベースより
 休日の教室で両手を切断された男の死体が見つかった。 傍らには男の写る30年近く前のクラス写真が残され、時を置かず別のクラスメートも凄惨な死を遂げる。 容疑者はかつてクラスで壮絶ないじめを受けていた人物。 数年前、その足取りは忽然と消えていた。 一人また一人と犠牲者が増えるなか、自らも同級生である担当刑事リスクは恐るべき罠に嵌っていき―。 本年度最注目の北欧ミステリー!

メモ:
 スウェーデンの作者。 
 北欧の作品は、暗い印象があるけれど、まあ同様な印象がある。
 また、アウトローというか、個人プレイに走る刑事ものが支持されるのか、こちらも同様。
 復讐がテーマの物語。 うまく前半は読者をミス・リードして本物の犯人を隠したところなどはなかなか面白い。
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