作品:デインの遺書 扶桑社ミステリー文庫 1988
作者:デヴィッド・ゲシン
内容:「BOOK」データベースより
アッシュフィールド大学教授ジョナサン・デインが死んだ。 ワルサーP38で頭を撃ち抜いて。 だが、デインは本当に自殺だったのか。 彼の素行調査を依頼されたもと私立探偵のハローランは疑問を抱く。 鍵はデインの遺書。 残された教授の言葉の中に、彼は謀略の匂いを嗅いだ。 調査を進めていくに従って、こんどはハローラン自身に魔手が迫った。 尾行がつく。 車に追われる。 アパートに監視がつく。 殺し屋に襲われる。 さらにデインの遺言を欲しがる美女ライザの登場。 デイン教授の隠された過去、 この娘の不倫などから、ハローランは一連の事件に対して一つの結論を導き出す。 だが、デインの遺言の背後には、思いもよらないどんでん返しの罠が仕掛けられていた!
メモ:
前作の続編。
内容では「もと私立探偵」とあるが、登場人物欄には「現在失業中の探偵」となっている。
主人公のハローランは「もと私立探偵」ではなく、情報機関オメガ・セクションの元情報部員である。 どうでもいいことだが。
そして、失業中の探偵で、酒浸りの日々を送っていたハローランに、元上司が接近し、事件の捜査に携わることに。
そして、失業中の探偵で、酒浸りの日々を送っていたハローランに、元上司が接近し、事件の捜査に携わることに。
ハローランの物語は、この作品までみたい。 この主人公はわりと気に入ったんだけどね。