オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

S・カーニック

覗く銃口 サイモン・カーニック

作品:覗く銃口 新潮文庫 2005
作者:サイモン・カーニック(UK)
内容:「BOOK」データベースより
 元傭兵のボディガード、マックスは天を呪った。 現場に響く突然の銃声、転がる死体。わけもわからぬまま、彼は追われる身となった。 一方、冴えない刑事ギャランは、ロンドン中にもつれた凶悪事件の糸を追っていた―。 窮地の果てに反撃を試みるマックスと、ギャランの軌跡が交わったとき、現れた絶望の銃口とは? 緻密かつ超ハイスピードで展開する裏切りの連鎖、絶品のクライム小説。

メモ:
 最初の作品となる「殺す警官」の続編ということでいいのかな。
 前作の主人公は海外へ逃亡したので、主人公は違うが、警察署の上司などはそのまま出てくる。
 ハイスピードというほどでもないかもしれないが、後半はハチャメチャな様相を呈して終わる。
 逆に、後発の2作の方が安定しているかもしれない。

殺す警官 サイモン・カーニック

作品:殺す警官 新潮文庫 2003
作者:サイモン・カーニック
内容:「BOOK」データベースより
 副業で殺しを請け負う敏腕刑事デニス。 とはいっても、標的は悪人だけだ。 今回の依頼では3人の麻薬ディーラーを射殺した。 ところが、翌朝の報道で被害者が罪もない一般人だったと知る。 やがて自分に酷似した犯人のモンタージュ写真が新聞に載り、そもそも依頼が罠だったのではと疑うが…。 極悪にして正義漢というアンチヒーロー登場! 緻密に構成された、殺人級のデビュー作。

メモ:
 読む順番が間違っていたということですね。 本作がデビュー作だたとは。
 暗殺を副業とする悪徳刑事ものという設定はあまり好みではないものの、内容的にはボチボチか。
 他の作品同様に展開が早いため、一気に読める。

ハイスピード! サイモン・カーニック

作品:ハイスピード! 文春文庫 2014
作者:サイモン・カーニック
内容:「BOOK」データベースより
 タイラーは血染めのベッドで目覚めた。 隣には恋人の惨殺死体。 殺しの濡れ衣を着せられ、彼は不審なカバンの受け渡しを強制された。 それが決死の逃亡の始まりだった。 敵は何者か。 なぜ自分が狙われたのか。 陰謀の全貌は?敵の攻撃をかわしながら、彼は反撃の機会をうかがう。 冒頭から全力疾走、一気読み確実の豪速サスペンス。

メモ:
 前作「ノンストップ!」同様に、坂を転がるように物語りが展開するので、何も考えずに読める作品。
 脳みそウニの状態の時に読むにはいいと思う。

ノンストップ! サイモン・カーニック

作品:ノンストップ! 文春文庫 2010
作者:サイモン・カーニック
内容:「BOOK」データベースより
 電話の向こうで親友が殺された。 死に際に僕の住所を殺人者に告げて。 その瞬間から僕は謎の集団に追われはじめた。 逃げろ! だが妻はオフィスに血痕を残して消え、警察は無実の殺人で僕を追う。 走れ、逃げろ、妻子を救え!平凡な営業マンの決死の疾走24時間。 イギリスで売上40万部、サスペンス史上最速の体感速度を体験せよ。

メモ:
 巻き込まれ型のミステリー?サスペンス?アクション?
 難しい謎解きもなく、坂を転がるように物語が動いていくので、読むスピードが上がる。
 テレビドラマや映画を見ているよう。
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