作品:ジョニー&ルー 絶海のミッション ハーパーBOOKS 2016
作者:ジャック・ソレン
内容:「BOOK」データベースより
世紀の怪盗“君主”として大仕事を手がけてきたジョナサンとルーのもとに、洋上に浮かぶ豪華客船からピカソの名画を奪還してほしいとの依頼が舞い込んだ。 だが、いざミッション始動―と思いきや、名画奪還は仮の名目。 二人に課せられたのは、船内で虎視眈々と進められている、人類を脅かすある計画を阻止することで…!? 五臓六腑をぶちぬく痛快アクション・ミステリー、第2弾!
メモ:
前作に絡んで娘の安全を確保するため、大金が必要なジョナサンと、刺激がほしくて“君主”に復帰したいルーの思惑が一致し、豪華客船からピカソの名画奪還の依頼を受けることに。
内容のとおり「名画奪還は仮の名目」のとおり、豪華客船で待ち受けているものはまったく異なるもの。
客船の持ち主は日本のコングロマリットの会長になるのかな?の102歳の女性。 その目的は?
前作に比べ、今回の作品の方がやはり練れてきている印象で、ジョナサンとルーの役割分担がより明確になってる。
また、東京が舞台となり、「東京のロボットを使って中世の騎士の戦いを見せるレストラン」での一幕があり、新宿の某レストランみたいなのに笑ってしまったが、日本海溝なども出てきたりと 作者はけこ日本通なのかもしれない。