作品:敵 ハヤカワ文庫 1986
作者:デズモンド・バグリイ 
内容:「BOOK」データベースより
 英国の某情報部に勤務するジャガードは聡明な生物学者ペネローペ・アシュトンと婚約した。 だがその幸福もつかの間、彼女の妹が何者かに硫酸を投げつけられるという事件が発生する。 ジャガードは犯人の捜査を開始するが、やがて奇怪な事実を探り当てた。 ペネローペの父ジョージ・アシュトンの経歴が情報部で最高機密になっているのだ! 黒い噂ひとつない富裕な実業家の彼がなぜ?謎が深まる中、突然アシュトンが失踪した。 情報部の命を受けたジャガードは彼を追って厳寒のスウェーデンへ飛ぶが……バグリイ自身が最高傑作とする大型冒険小説

メモ:
 デズモンド・バグリイといえば冒険小説の作家で、代表作は「高い砦」。
 どこかに転がってたはず?だけど見当たらない。 
 アリステア・マクリーン同様に中古市場でもそこそこの値付け。 そのうち、手頃なこの作品を購入。
 物語は、冒険小説というよりスパイ小説の範疇。
 作者本人が最高傑作というとおり、なかなか面白かった。
 入手可能な作品をこうにゅうしてみるかな~。