オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

A・プライス

呼び戻されたスパイ 上・下 アントニイ・プライス

作品:呼び戻されたスパイ 上・下 扶桑社ミステリー文庫 1990
作者:アントニイ・プライス (UK)
内容:「BOOK」データベースより
 1957年のパリは、デイヴィッド・ローチェにとって居心地のいいところではなかった。 イギリス情報部内のKGB要員として、上司を嬉ばすだけの働きのないローチェは、すっかりやる気をなくし、ハンガリーやスエズの動乱をまのあたりにしながら、そろそろ逃げだす潮時だと考えていた。 そんな折もおり、ロンドンに新設されたRIP委員会が大戦中情報部員として活躍したデイヴィッド・オードリーを再度登用することを決め、この謎めいた異能の男の復帰を呼びかける任務をローチェに与えた。 自分と同じ名前をもつデイヴィット・オードリーはいったいどんな男なのか。そしてRIP委員会とは…。 名匠アントニイ・プライスが『ビンテージ’44』に続いて放つダブル・スパイを主人公とする欧米型サスペンス。

 ダブル・スパイという後ろめたい過去に心身ともに疲れ果てていたローチェは、自由になる最後のチャンスとばかり新たな任務についた。 かつての情報部員オードリーをRIP委員会に復帰させるのだ。 ロシアの動向を調査することを目的とするこの委員会にとってオードリーの握っている文書は、なんとしても入手したい極秘資料だ。 しかし、やっと接触したオードリーの手から資料は1日違いで、もとの持主である旧フランス情報局員ドーブロンのもとへ返されていた。 イギリス、フスンスそしてソビエトの諜報部員の暗躍。 疑惑が疑惑を生む信じがたいスパイたちの暗躍。 国際色豊かな3人の美女たちを配して、風光明眉な南フランス・ドルドーニュ地方を舞台に展開するアントニイ・プライスの自信作。

メモ:
 ダブル・スパイの物語はよくある話。
 内容を読んで、面白そうと思って買った。
 しかし、この作品の前半から中盤にかけて、会議室で事件は起きてるみたいな内容で、語られる内容もくだらないし、動きもないしで、久々に途中で投げ出した。 上巻の途中で...。
 この作品を読み切る日がくるのだろうか?

迷宮のチェスゲーム アントニイ・プライス

作品:迷宮のチェスゲーム 扶桑社ミステリー文庫 1990
作者:アントニイ・プライス (UK)
内容:「BOOK」データベースより
 1945年、1機の英国空軍輸送機が湖に墜落した。 24年後、湖底から輸送機はその残骸を白日のもとにさらけ出した。 空軍さえも忘れてしまっていた飛行機、ダコタ。 『デイリー・ミラー』紙は特大の写真を載せ、《英国の飛行機、発見さる》という見出しを躍らせた。 それから1週間後の真夜中、英国国防省の諜報員オードリーの家の電話が鳴った。 ロンドンからの緊急指令であった。〈ダコタを至急調査せよ〉そして驚くべき事実も告げられた。 なんと24年間もの間、ソ連が懸命に行方不明のダコタを追っていたという。 ダコタに隠された謎を解き明すべくオードリーは四半世紀の時間を溯っていった。

メモ:
 主人公は英国国防省の中東担当の情報分析官で、内勤の職員。
 しかし、ある事案をきっかけに上層部から疎まれ、まったく関係のないソ連に関係する事件に現場要員として引っ張り出されることに。
 この作品の印象としては、少し古い感じのスパイ小説?
 この作者の作品は、何が気になったのか、もう1作買ってるから、次に行きましょ。
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