作品:ふたりの逃亡者 二見文庫 2008
作者:ボブ・メイヤー(US)
内容:「BOOK」データベースより
合衆国の最深部に位置する極秘情報機関“ザ・セラー”。 かつてその元工作員だった男が病でこの世を去ったとき、事件の歯車は動きはじめた 一 。 死んだ男の恋人だったニーリーは、遺されたメッセージの断片を追ううち、夫が失踪した主婦ハンナとめぐりあう。 すぐにふたりは気づいた。 自分たちの伴侶が、何か国家的な機密を隠していたことを。 それは時の政権をくつがえすほどの危険なものであることを。 突如、国家に追われる身となったふたり。 命をかけ、嘘と謎におおわれた真実に迫ってゆくが・・・・・・。
メモ:
この作者の翻訳作品の最後となる作品。
極秘情報機関“ザ・セラー”の元工作員が癌で死んだことにより、秘密が暴露されることを恐れ、追われることとなった恋人ニーリー。
逃亡の途中でハンナと巡り会い、二人で力を合わせ、証拠となるものを探すことに。
今回の主人公は二人の女性だが、これまでの作品同様にアクションなどもあり、テンポ良く物語は進む。