オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

B・メイヤー

ふたりの逃亡者 ボブ・メイヤー

作品:ふたりの逃亡者 二見文庫 2008
作者:ボブ・メイヤー(US)
内容:「BOOK」データベースより
 合衆国の最深部に位置する極秘情報機関“ザ・セラー”。 かつてその元工作員だった男が病でこの世を去ったとき、事件の歯車は動きはじめた 一 。 死んだ男の恋人だったニーリーは、遺されたメッセージの断片を追ううち、夫が失踪した主婦ハンナとめぐりあう。 すぐにふたりは気づいた。 自分たちの伴侶が、何か国家的な機密を隠していたことを。 それは時の政権をくつがえすほどの危険なものであることを。 突如、国家に追われる身となったふたり。 命をかけ、嘘と謎におおわれた真実に迫ってゆくが・・・・・・。

メモ:
 この作者の翻訳作品の最後となる作品。
 極秘情報機関“ザ・セラー”の元工作員が癌で死んだことにより、秘密が暴露されることを恐れ、追われることとなった恋人ニーリー。
 逃亡の途中でハンナと巡り会い、二人で力を合わせ、証拠となるものを探すことに。
 今回の主人公は二人の女性だが、これまでの作品同様にアクションなどもあり、テンポ良く物語は進む。

報復の最終兵器 ボブ・メイヤー

作品:報復の最終兵器 二見文庫 1999
作者:ボブ・メイヤー(US)
内容:「BOOK」データベースより
 米国ルイジアナ州にオメガミサイル発射センターがある。 “オメガミサイル”とは、核戦争勃発時に先制攻撃を受け、大統領以下、国家指揮権限を有する人間が指揮権を発動できない場合を想定して設置された究極の最終兵器である。 厳重に警備されたこのセンターが何者かに乗っ取られ、米国は史上最大の危機に瀕する。 陸軍特殊部隊大尉ソープとミサイル軍団少佐パーカーはこの危機を阻止できるのか? 決して起きてはならない現実をスリリングに描く軍事ノベル!

 メモ:
 この作品以前の4作は陸軍特殊部隊のライリーの物語だったけれど、今回の作品は単発もの。
 核兵器の運用に危機感をもったグループが引き起こす危機的状況に、陸軍特殊部隊のソープらが、立ち向かうという物語。

機密基地 ボブ・メイヤー

作品:機密基地 二見文庫 2003
作者:ボブ・メイヤー(US)
内容:「BOOK」データベースより
 軍を退役したライリーは、特殊部隊で上官だったパイク大佐の警備会社で働いていた。 そこに大佐の友人の娘サミーから、助けを求める電話が入る。 サミーは、南極にある軍事基地の機密を調べ、それをニュースキャスターの妹コナーニ知らせたため、何者かに命を狙われてるというのだ。 南極に旅立ったコナーを追い、ライリーとサミーは取材班に合流する。 しかし、その一行の中にも殺し屋が・・・・・・。 南極に秘密基地が建設された目的は? 背後に渦巻く陰謀とは? 氷原に展開する軍事アクション!

 メモ:
 この作品の前に翻訳された作品一作あるが、前作「抹殺」の続編であるこちらの作品の方を先に読むことに。
 前作「抹殺」の結末では、主人公のライリーは復職できるとなっていたものの、ネタバレになるので書かないが、軍を退役して警備会社に勤めている設定。
 プロローグは、国立人事記録センターに勤める大佐の友人の娘サミーが、陸軍舞台記録の資料整理中に見つけた写真に興味を持ち、そのことを妹のコナーに伝えたことから物語が展開する。
 物語の舞台が南極になるが、「面白南極料理人」という本を読んだことがある。 過酷な環境はその本の中でも描かれていて、寒いところが苦手なオイラは、何を好き好んでそんなところに行くのやらと思ってしまうが...。
 軍事小説の舞台にフォークランド諸島が出てきたり、現在加熱する北極の覇権争いがあったりと、資源豊かな極地はターゲットとして魅力的ということなんでしょう。

抹殺 ボブ・メイヤー

作品:抹殺 二見文庫 1995
作者:ボブ・メイヤー(US)
内容:「BOOK」データベースより
 米国国防省の監督下にある生物工学研究所で異変が発生し、特殊部隊の精鋭デイヴ・ライリーたちが派遣された。 責任者の説明によれば、致死性ウイルスに感染した猿が森林地帯に逃げこんだという。
 が、捜査を開始したライリーたちが発見したのは人々の惨殺体。 しかも、やがて彼の部下まで殺される。 果たして彼らが直面した敵の正体は。 明日の現実をスリリングに描く冒険アクションの新風。

メモ:
 前作の「チャイナウォー13」の主人公だった米陸軍特殊部隊のデイヴ・ライリー准尉や司令官のカール・ホッシーが出てくるので、これはシリーズ物ということになるのか?
 また、前作と本作の間には、コロンビアの麻薬組織に対する作戦もあったようなので、この作品は3作目ということか?

 作者はグリーンベレーだったので、特殊部隊の経験を作品の中に生かしているということかと。
 また、CIAや国防省などが絡むと、情報が隠匿されてロクなことにならないというのは、よく出てくる話。

 物語は、バイオテック・テクノロジーという研究所で、深夜停電が起き、一人で警備にあたっていた、何も知らない警備員が、非常用電源に切り替わった後にした操作が、事件の引き金を引くことに。
 遺伝子操作によって生み出された云々という、SFチックな側面もある、冒険というよりは軍事小説の範疇。

バイオ・ソルジャー ボブ・メイヤー

作品:バイオ・ソルジャー 二見文庫 1995
作者:ボブ・メイヤー(US)
内容:「BOOK」データベースより
 米国国防省の監督下にある生物工学研究所で異変が発生し、特殊部隊の精鋭デイヴ・ライリーたちが派遣された。 責任者の説明によれば、致死性ウイルスに感染した猿が森林地帯に逃げこんだという。
 が、捜査を開始したライリーたちが発見したのは人々の惨殺体。 しかも、やがて彼の部下まで殺される。 果たして彼らが直面した敵の正体は。 明日の現実をスリリングに描く冒険アクションの新風。

メモ:
 前作の「チャイナウォー13」の主人公だった米陸軍特殊部隊のデイヴ・ライリー准尉や司令官のカール・ホッシーが出てくるので、これはシリーズ物ということになるのか?
 また、前作と本作の間には、コロンビアの麻薬組織に対する作戦もあったようなので、この作品は3作目ということか?

 作者はグリーンベレーだったので、特殊部隊の経験を作品の中に生かしているということかと。
 また、CIAや国防省などが絡むと、情報が隠匿されてロクなことにならないというのは、よく出てくる話。

 物語は、バイオテック・テクノロジーという研究所で、深夜停電が起き、一人で警備にあたっていた、何も知らない警備員が、非常用電源に切り替わった後にした操作が、事件の引き金を引くことに。
 遺伝子操作によって生み出された云々という、SFチックな側面もある、冒険というよりは軍事小説の範疇。
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