オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

G・リンズ

黄金の図書館を探せ ゲイル・リンズ

作品:黄金の図書館を探せ マグノリアブックス 2016
作者:ゲイル・リンズ
内容:「BOOK」データベースより
 CIAの元同僚である友人ジョナサンが、自分のすぐそばで狙撃され命を落とした。 彼が死ぬ直前に言ったのは、”黄金の図書館”という言葉。 彼の死の謎を解き明かそうと決めたタッカーは、ジョナサンの息子と協力しあうようになる。 修復担当の学芸員であるエヴァは、身に覚えのない夫殺しの罪に問われて投獄されていた。 気がつけば”黄金の図書館”研究の権威だった夫が、エヴァの運転していた車の事故で命を落としたことになっていたのだ。 異なる場所で起こった二つの事件には、どちらも世界最大の謎とされる”黄金の図書館”がかかわっていて -。

メモ:
 ”黄金の図書館”という発想は面白いかな。
 あまり難しく考えずに読めば、まあまあ暇つぶしになるか。?

 この作品の前に読んだ「マスカレード」に登場した国際的な暗殺者”肉食獣”が、物語の後半で登場するのだけれど、前作の時の描かれ方がなんとなく違う印象なのは、作者の都合か?

マスカレード 上・下 ゲイル・リンズ

作品:マスカレード 上・下 ハヤカワ文庫 2000
作者:ゲイル・リンズ
内容:「BOOK」データベースより
 目を覚ましたとき、女は記憶を失っていた。 そばには恋人を自称する青年がいて、彼女の過去を少しずつ明かしていく。 リズという名の元CIA工作員であること、ある任務のとき国際的な暗殺者“肉食獣”の銃弾を受け重傷を負ったことを。 しかも今、その暗殺者が彼女の命を狙って動きだしたという。 そこでリズは暗殺者を捕らえるCIAの作戦“マスカレード”への協力を決意し、山奥の極秘訓練所で秘密訓練を開始するが…。

 偽りの過去を教えられたことに気づき、本当の自分は誰なのかを知るべく訓練所を脱走したリズは、CIAの追跡を振り切り、”マスカレード”が実行されるパリに飛ぶ。 だがそこでは、凶器の仮面舞踏会の果てに、想像を絶する国際的陰謀が、彼女を待ち受けていたのだった! かつてないほどタフな女主人公、息もつかせぬアクション描写、壮大なスケールでグラフトン、カッスラーらを驚嘆させた女性作家の傑作冒険サスペンス。

メモ:
 国際的な暗殺者のコードネームが「肉食獣」というのは、ジェィムズ・ボンドのコードネームなのは知られているところかと。
 女性別視しているわけではないが、この作者、女性作家であることをは気づかずに購入。
 なるほど、と思ったのは、やはり情緒的な物語になっているので。

裏切りのスパイたち ゲイル・リンズ

作品:裏切りのスパイたち 二見文庫 2008
作者:ゲイル・リンズ
内容:「BOOK」データベースより
 国を裏切り投獄されていた元CIAの凄腕スパイ、ジェイ・タイスが突如、脱獄した! 手負いの獣を追うハンターに抜擢されたのは、CIAの女性工作員エレーヌ。 かつて冷戦時代の英雄とまで称えられたタイスは、なぜ祖国に背を向けたのか? そして今なぜ脱獄したのか? 過去に葬られたはずの秘密が明らかになるにつれ、いつしかエレーヌもまた、追われる立場に…。 決死の逃避行をくり広げる彼女の前にタイスが現われ、衝撃の真実を告げる。 冷戦と呼ばれた闇に潜む、本当の裏切り者とは…? 迫真の傑作スパイ・スリラー。

メモ:
 伝説のスパイマスターがダブルだった、という物語はけこある。 この作品は脱獄から始まるが、それ以前の物語が描かれていれば、上・下巻の作品としても面白いんではないか?と思うくらい楽しめた。

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