作品:晩夏の犬 ローマ警察 警視ブルーム ヴィレッジブックス文庫 2012
作者:コナー ・フィッツジェラルド(UK)
内容:「BOOK」データベースより
猛暑のローマで、男がめった刺しにされ殺された。 被害者は動物愛護の活動家で、闘犬ビジネスの摘発に関わり、マフィアの恨みを買ったと思われた。 捜査を率いるローマ警察の警視ブルームはプロにしてはどこか稚拙な手口に違和感をおぼえるが、被害者が現役国会議員の夫で、大物マフィアの娘とも愛人関係にあったことから、否応なく早期解決を迫られる。 そんななか捜査線上に一人の男が浮上し、時を置かず捜査チームのメンバーが殺される。 やがて明かされる事件の異常な動機と、加速する死の連鎖 ― ブルームは犯人を追いイタリアの街を疾走するが・・・・・・。 CWA最優秀新人賞候補作。
メモ:
作者はイギリス人だが、舞台はイタリア。
そして主人公のローマ警察の警視ブルームはアメリカ陣の設定。
マフィアや政治が絡む話で、なんとなく物語がすんなりいかないのがイタリア的なのか?
シリーズもののような印象だけれど、作品はこの1作のみ。
シリーズもののような印象だけれど、作品はこの1作のみ。