オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

W・J・ コーニッツ

甦える警官 ウィリアム・J・コーニッツ

作品:甦える警官 文春文庫 1987
作者:ウィリアム・J・コーニッツ(US)
内容:「BOOK」データベースより
 犯人逮捕の際に撃たれて片脚を失い、また愛も失ったスキャンロン警部補にあらたな事件が舞い込んだ。 白昼のキャンディ・ストアでの不可解なショットガン乱射事件、そして同僚警官の無惨な死。 疲労感と孤独のなかで、なおかつ警官であることをやめない男のタフな男ごころを描く、「燃える警官」の作者の進境めざましい長編第2作。

メモ:
 燃える警官に続く第2作目の作品。
 前作はニューヨーク市警第5分署だったが、本作はニューヨーク市警第93分署が舞台。
 刑事課の責任者スキャンロン警部補が率いるチームによる捜査の物語。
 主人公が責任者というのは前作同様。

 物語との関連はあるけれど、セックスの描写が多くて、そこはいらないかと。
 アメリカ人はそうゆうのを好むのかな? と、あらためて思ったところ。

燃える警官 ウィリアム・J・コーニッツ

作品:燃える警官 文春文庫 1986
作者:ウィリアム・J・コーニッツ(US)
内容:「BOOK」データベースより
 ニューヨーク市警から4人もの警官が消えていた! OL殺しを追ううち、この不可解な事実にぶつかったマローン警部補と愛すべき部下たちは、さらに、消えた男たちが組織した影の警察の存在を知った。 彼らの野望と火力に抗する手段は? 市警の現職警部補がもっとも新しいニューヨークを背景に書き上げた緻密で重厚な処女作。

メモ:
 この作者の作品は、昨年「渇いた警官」という第3作目の翻訳作品を読んでいる。
 その時は、ニューヨーク市警の現役警部補の作品とは知らなかった。
 一方、この作品の中での刑事は勤務時間が長すぎて家庭崩壊し、離婚者多数という描き方がされているので、作者はいったいどの部署にいたんだろ? と単純に疑問になる。

 ニューヨーク市警第5分署の刑事課のマローン警部補率いるチームによる捜査が物語の中心となるため、エド・マクベイン作品のような感じかな?

 内容に書いてあることは物語の前半には出てこなくて、イスラエルへのツアー旅行会社が捜査線上に出てきたりして、なんだか違う物語の解説? 状態。
 登場人物がけこ多くて、名前を覚えきれず、これは誰だっけ? と首をかしげながら読んでいて、後半になってやっと話がつながってきた。

 それにしても、派手なドンパチがあり、警察小説というよりアクション小説に近い気がする。

渇いた警官 ウィリアム・J・ コーニッツ

作品:渇いた警官 扶桑社ミステリー文庫 1992
作者:ウィリアム・J・ コーニッツ
内容:「BOOK」データベースより
 クリスマス間近の雪のニューヨークで、ふたりの黒人女性が殺された。 目撃者も、犯人の遺留品もなく、喉を掻き切られて殺されているのに、血痕すらもないのだ。 人種問題をはらんだこの難事件の扱いに苦慮した刑事部長は、特捜班のチーフにジョン・ビンダ警部補を据える。 その苛酷な犯人逮捕のやり口から、マスコミに〈処刑隊長〉と呼ばれ、閑職に追いやられた辣腕の刑事だ。 だが、チーフとなったビンダを嘲笑うように、殺人事件は連続する…。警 察小説に独自の作風を築いた名手が、NYに展開する大捜査線を描く力作。

メモ:
 途中まで、吸血鬼みたいな話があり、これはホラー作品なんか?と心配したが、普通の警察小説でした。
 物語としては、〈処刑隊長〉と呼ばれた刑事の話だと思って購入したら、わりと地道な捜査をするので、普通の警察小説かと。
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