作品:天使は振り返る 上・下 講談社文庫 2010
作者:グレッグ・アイルズ
内容:「BOOK」データベースより
女子高生が殺された。 とびぬけて美しく、学業優秀で将来が楽しみな17歳だった。 元検事補で現在・作家のケージは事件直後に親友から弁護の依頼を受ける。 彼は医師であり地元の名士。 親子ほど年の離れた彼女と男女の関係があり、レイプ殺人の容疑がかけられるかもしれないというのだ。 真実はどこにあるのか。
逮捕された親友を救うため、独自の捜査を続けるケージだったが、浮かび上がってくるのは高校生の奔放なセックスとドラッグ。 そして警察組織の政治も絡み状況は悪化していく。 このままでは死刑判決に。 さらにはケージに好意を寄せる女子高生・ミアも危険に晒され…。 「沈黙のゲーム」の主人公が堂々の復活。
メモ:
シリーズものではなかったが「沈黙のゲーム」の主人公をまた引っ張り出してきたのは、商売上手ということか。
高校時代の学生生活において、セックスやドラックが絡み、事件が起きる設定だが、実態は小説とはいえ、ドラッグとかは蔓延しているんだろうか?
オイラの高校時代は遙か昔のことで、あまり思い出すような出来事もなく、平凡に過ごしただけのような。 隔世の観があるな。