オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

R・モンタナリ

倒錯者たちの闇 リチャード モンタナリ

作品:倒錯者たちの闇 扶桑社ミステリー 文庫  1998
作者:リチャード モンタナリ
内容:「BOOK」データベースより
 クリーブランドのモーテルで若い女性が惨殺された。 死体はカミソリ状のもので切り刻まれ、皮膚の一部が切り取られていた。 殺人課刑事ジャック・パリスはこの事件が前に起きた2件の殺人事件と酷似していることに気付く。 被害者は20代前半の美しい独身キャリアウーマン。 そして3人ともバラの刺青を入れていた。 一方、ファラオ(おれ)、サイラと名乗る殺人者は、次なる獲物を求めて夜の酒場へ―。

メモ:
 独身キャリアウーマンを狙った連続殺人が起きるが、なかなか手掛かりがつかめない犯人をチェイスする物語。
 この前に読んだ「聖なる少女たちの祈り」の出来と比べて雑な印象。
 また、エピローグに向かうにつれて、なんというかスッキリしないのがなんともなんとも。

聖なる少女たちの祈り 上・下 リチャード・モンタナリ

作品:聖なる少女たちの祈り 上・下 集英社文庫 2006
作者:リチャード・モンタナリ(US)
内容:「BOOK」データベースより
 フィラデルフィア市警殺人課の刑事ケヴィンと新任の女性刑事ジェシカは、少女の遺体に息をのんだ。 ロザリオをかけられた両手はドリルで穴をあけられ、鉄のボルトで固定。 額には十字の跡 ― 1年前に無実の男を犯人だと確信し、自殺に追い込んでしまったケヴィンは、静かに名誉回復を期していた。 夫と別居し、3歳の娘と暮らすジェシカと二人でさっそく捜査を開始する。

 またもや、ロザリオを持った少女の遺体が発見され、フィラデルフィアの街は、連続殺人犯ロザリオ・キラーの影に脅えていた。 警察では、ケヴィンとジェシカを含む6名のチームが組織された。 次々と浮かぶ容疑者。 ケヴィンは1年前の失敗が頭に浮かび、焦りと苛立ちに苦しむ。 一方ジェシカはキリスト教にまつわる資料を調べていく。 犠牲になった少女たちに共通するものは? そして、真犯人は。

メモ:
 上・下巻とも3百頁ほどと、比較的短い物語だったが、内容的に中身のある作品で、読み進めるのに時間がかかった。
 犯人を最後までうまく隠していて、そうきたかと、良い意味で裏切られた印象。
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