オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

C・シムズ

残虐なる月 クリス・シムズ

作品:残虐なる月 ― マンチェスター警察殺人課ファイル 小学館文庫 20087
作者:クリス・シムズ(UK)
内容:「BOOK」データベースより
 英国マンチェスター郊外の牧羊農家で、一匹の羊と主婦が喉をえぐられた惨殺死体で発見された。 いっぽう、同性愛者が出会いを求めてたむろする市内の駐車場から、何者かが襲われているという一本の緊急電話が警察に入った ―。 この、一見関連性のない二つの事件が、ともに「クロヒョウの仕業」という線で結びついていく・・・・・・。 前作『剥がされた皮膚』に続く、マンチェスター警察ジョン・スパイサー警部が活躍するシリーズの最新作。

メモ:
 マンチェスター警察ジョン・スパイサー警部の2作目。
 1作目を1年くらい前に読んだけれど、記憶にないボケ老人。

 その後、娘が生まれ、夜明け前にミルクを作って与えるシーンがプロローグに出てくる。
 そして、奥さんが産後鬱のような状態になって、家庭内がギクシャクしていている中、事件を抱えて帰宅時間が遅くなるのを後ろめたく思いつつ、事件にのめり込む主人公。

 この作品には登場人物の一覧がないので、これは誰だっけ?と思ってついつい表紙の裏を見てしまって、ないことに気づき舌打ち。w

 この主人公は、たくさんある警察小説の中でも、事件捜査はできても、個人的にはなんともふがいないような描かれ方をしている珍しいパターンの主人公。

 でも、この作者の翻訳作品はここまで。

剥がされた皮膚 クリス・シムズ

作品:剥がされた皮膚 ― マンチェスター警察殺人課ファイル 小学館文庫 2006
作者:クリス・シムズ(UK)
内容:「BOOK」データベースより
 「最初の被害者は胸と上腕の皮膚だけが剥がされたんだったね? 今回は被害者の喉、胸、上腹部、太ももの皮膚までも剥ぎ取った」― イギリス北部の中心都市、マンチェスターで、格差社会から零れ落ちたような孤独な女性たちが次々と襲われ、被害者の傍らには剥がされた皮膚がきちんと積まれていた。 ラガーマン警部、ジョン・スパイサーが、不思議な同僚リック・サヴィルと共に猟奇犯を追いつめていくが、次に狙われたのはジョンの知人・フィオーナだった。 ドメスティック・バイオレンス、ゲイ文化、アル中患者、貧困家庭、売春組織など、マンチェスターの荒廃した社会に潜む犯人の正体は―。

メモ:
 マンチェスター警察ジョン・スパイサー警部のシリーズ第1作目。
 皮膚を剥がされ、パンツ一丁の姿で公園に遺棄された女性たち。
 連続殺人を追うスパイサー警部と、その相棒。
 マンチェスターの荒廃した街が描かれている。
 読んでみてから次作を購入しようと考えていたので、どうしたものか。
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