オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

B・ラングレー

衛星軌道の死闘 ボブ・ラングレー

作品:衛星軌道の死闘 新潮文庫 1996
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
 冷戦時代、ソ連の宇宙船スーチコ23号が不可解な事故によって墜落した。 14年後、そのSOS信号が南氷洋の海底深くから発信され、米ソ両国はそれぞれ極秘裏に回収作戦を開始した。 なぜ今になって信号が発信されたのか。 墜落の裏に何があったのか。 やがて元米軍将校をリーダーとする秘密組織の存在と、彼らの恐るべき野望が明らかになった・・・・・・。 壮大なスケールで描く国際サスペンス巨編。

メモ:
 本作は13作目の作品。
 南極の深海へ、宇宙へと舞台が広範にわたり、アメリカの作戦をなぜか英国SAS少佐が取り仕切り、危機を乗り越えていくという物語。
 でも、やはりこの作品も恋愛冒険小説だな。
 とりあえずこの作者の作品はここまで。
 やぱ、この手の作品は続けて読むと飽きてくるな~。

灼熱の死闘 ボブ・ラングレー

作品:灼熱の死闘 新潮文庫 1994
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
 人種差別政策への批判が強まる中、南ア白人政権はある極秘計画に着手した。 一方ANCは大物政治犯との交換を要求すべく、訪英中の外相を誘拐した。 だが工作員たちが身を隠した森林地帯に捜索隊のヘリが墜落、辺りは一面火の海となってしまう。 外相を死なせては全てが水の泡だ。 果して脱出は可能なのか。 また極秘計画「ブラッド・リバー」とは。 巧みなプロットが光る本格冒険小説。

メモ:
 本作は10作目の作品。
 アパルトヘイト下の南アフリカでの物語は何作か読んでいるが、展開はまあ似たかよったか。
 ANCとは、アパルトヘイト撤廃を求めて組織されたアフリカ民族会議のことだそう。
 ボブ・ラングレーの小説は、冒険小説のカテゴリーなんだろうけど、恋愛のもつれをその中に入れ込み、ややこしくするのが常套手段となっていて、それを好む読者が、需要があるということなのかな?
 でも、恋愛冒険小説じゃないから、そこはいらないかな。
 さて、手持ちは、あと1作品。

ブリザードの死闘 ボブ ラングレー

作品:ブリザードの死闘 新潮文庫 1991
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
 フォークランド紛争渦中の1982年、アルゼンチン巡洋艦ベルグラノは、英国原潜コンカラーによってなんの警告もなく撃沈された。 そのコンカラーがいま、スコットランド奥地で極秘の魚雷実験を行なっている。 復讐心に燃えるアルゼンチン人有志は、ゲリラ部隊による前代末聞の破壊工作を決意。 特殊能力を持つ5人のアルゼンチン人チームによる大胆不敵な原潜撃沈作戦がはじまった。

メモ:
 本作は9作目の作品。
 邦題に「死闘」が付いてる作品が何作かある、死闘シリーズ?な作品のひとつ。
 特に内容に繋がりがあるわけではないが。
 5作目の「砂漠のテロリスト」の登場人物であるセグンダ(暗殺者)とルイーザ(元英国情報部員 ⇒ 英国情報部員に復帰)が、登場する。 
 フォークランド紛争の怨恨と、スコットランド独立を絡めた原潜撃沈作戦という物語。
 この作者の作品は、冒険小説なので山岳、極寒、氷壁、極地みたいなところが物語の舞台になる場合が多い。
 ただ、続けて読むと飽きてくるかな~。

エベレストの彼方 ボブ・ラングレー

作品:エベレストの彼方 創元ノヴェルズ 1989
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
 チベット自治区の一郭を占める孤立の地で、ギャンカーラ。 今この一帯を、反共武装ゲリラの一団が跳梁していた。 首領と目されたのは、数年前CIA工作員として攪乱行動に従事中死亡したはずの男。 だが、中国政府はこれを受け入れず、米国の侵略行為と断じて、締結寸前の科学技術協定破棄する構えに出た。 困惑した米国政府は、真偽を確かめるべく男の妻トレイシーを現地に送り込むが・・・・・・。 大自然の彼方、トレイシーは果たして何を見たか?

メモ:
 1970年代にCIAは、チベットの反共武装ゲリラの支援をするため、工作員を秘密裏に送り込んでいたことが物語の発端となる。
 作戦行動中に負傷し動けなくなり、中国側に捕らえられる危険を回避するために殺されたはずの工作員が、まだ活動を続けているという。
 その工作員に妻がいることが判明し、事実確認の方策として、国務省は、妻のトレイシーを現地に派遣することに。 と、内容を書いてどうする?
 主人公は妻のトレイシーということになるのかな?

オータム・タイガー ボブ・ラングレー

作品:オータム・タイガー 創元推理文庫 2016
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
 CIA退官を目前に控えたタリーは、その話を聞いた瞬間、耳を疑った。 亡命を希望している東ドイツ諜報機関の大物が、自分を身柄を預ける際の要員に指名してきたというのだ。 受け入れに赴いたパリで、その大物から示された古ぼけたライターが、あの第二次世界大戦末期の極秘作戦の記憶を呼び覚ます…。 傑作『北壁の死闘』と並び称される第一級のスパイ小説!

メモ:
 本作は7作目の作品。 
 過去の作戦、第二次世界大戦末期の極秘作戦が、退職直前のCIA職員の最後のご奉公になるという物語。
 回顧録のような作品。
 この作者の作品は、恋愛小説になりそうなところを少し踏みとどまって、冒険小説んお範疇に収めているという印象。
 でもこの作品は、それほど悪くない方かな。
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