作品:最果ての征服者 創元ノヴェルズ 1996
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
フォークランド帰属問題で緊張の高まる南大西洋。 アメリカ人旅行者デイヴィドの隣に座った男は単なるバス旅の道連れではなかった。 検問で、男は突然逃亡を図る。 売国奴と呼ばれ、秘密警察に追われる元陸軍諜報部の高級将校だった。 やがて、無縁のはずの他国同士の争いがデイヴィドの運命を狂わせはじめる。将校を救出することが戦争回避の唯一の道。 そう説き伏せられた青年が向かうは、氷雪に閉ざされた刑務所 ― 南極の地だった。
メモ:
本作は、6作目の作品となる。
1982年にフォークランド諸島・UK(マルビナス諸島・AR)で、領有権を争って紛争が起きたが、どのようなことだったかは明確に知らないので何とも言えないが、物語の年代設定が同じなので、いずれフォークランド紛争を題材にしているものということになるかと。
この物語は、巻き込まれ型の物語。
股間が脳みそみたいな主人公が、偶然乗り合わせたバスの乗客をかばったところから、どんどん展開する。
フォークランド諸島というのは、その先の南極大陸の資源を得るための拠点として重要だということは理解できた。
この物語は、巻き込まれ型の物語。
股間が脳みそみたいな主人公が、偶然乗り合わせたバスの乗客をかばったところから、どんどん展開する。
フォークランド諸島というのは、その先の南極大陸の資源を得るための拠点として重要だということは理解できた。