作品:黄金の都(まち) 光文社文庫 1994
作者:レン・デイトン
内容:「BOOK」データベースより
- 1942年、戦時下のカイロ。 上官殺しの伍長を護送中の英憲兵大尉カトラーが列車内で急死。 この機に乗じ、囚人の伍長はカトラー大尉にすり替わる。 実はカトラーは、ドイツ軍の進撃を阻止すべく、カイロに潜むロンメルのスパイ摘発の密命を帯びていた・・・・・・。
- ユダヤの武器商人、戦線離脱者、ロシアの亡命貴族らが跋扈する陰謀と欲望の巷<黄金の都 - カイロ>。 大儀とは、裏切りとは? スパイ・ストーリーの巨匠デイトン最新作!
メモ:
とりあえずこの作者の作品はここまで。
次に読む作品は物足りなく感じるんだろか? 気楽でいいと思うのか?
L・デイトン
作品:南米ゲリラ マミスタ 光文社文庫 1997
作者:レン・デイトン
内容:「BOOK」データベースより
南米の小国・旧スペイン領ギアナでは、親米政権に代わって戦闘的ゲリラ『マミスタ』(マルキスト行動集団)が勢力を伸ばしていた。 コカの栽培を唯一の資金源とする地に厖大な石油が埋蔵されているとのデータに、CIAは工作員を潜入させるが、逆に人質にとられてしまう。 一方、医療援助の現地調査に派遣された元英軍大佐ルーカスも、ゲリラと行動をともにしていた。 ― 理想と欲望、正義と打算が交錯し、壮絶なジャングル戦の果てに…。
メモ:
旧スペイン領ギアナというのは架空の国だそう。 ギニアと勘違いしていた。
物語は、石油が埋蔵されているというデータが得られた政情不安定な国への大国の介入という、搾取する側と、単純には搾取されまいとする側の駆け引きに踊らされる様々な人間模様が描かれ、最後は切ない終わり方をする。
読みにくさはチャンドラー並だが、読んでいくと面白い。
作品:10億ドルの頭脳 ハヤカワ文庫 1979
作者:レン・デイトン
内容:「BOOK」データベースより
不穏な情報を左翼紙に発表せんとするジャーナリストを調査すべく、英国諜報部員のわたしはフィンランドへ飛ぶ。 だが待ち受けていたのは当の男の惨殺死体、そして旧知のアメリカ人ハーヴェイ。 以外にも彼は、テキサスの大富豪が統率する国際的秘密組織の一員として、被害者と接触を持っていたのだ。 組織の目的は共産主義の絶滅。 ソ連への進攻を企てていた。 わたしはハーべイを通じて組織内への潜入を果たすのだが、やがてKGBの介入と共に招来されるのは死と裏切りの渦だった! 「ベルリンの葬送」に続くエスピオナージュの白眉!
メモ:
「わたし」という一人称で語られるスパイ・シリーズ3作目。 三部作ということで、この作品が最後の作品となる。
この作品もわかりにくい。 他の作品に比べると、慣れからか多少読みやすく感じるが、やはり読みにくかったな。
作品:ベルリンの葬送 ハヤカワ文庫 1978
作者:レン・デイトン
内容:「BOOK」データベースより
英国内閣直属の情報機関に属する私うが受けた指令は、ソ連の高名な酵素学者を西側に連れ出すことだった。 ベルリン在住のヴァルカンの協力により、わたしはKGBのシュトーク大佐と接触する。 大佐は金のために酵素学者を売るというのだ。 さらに西側のゲーレン機関も援助を承諾、任務達成の時は目前に迫った。 だが熾烈な諜報戦の中では敵味方の区別すら判然としない。 やがてわたしに銃を向けたのは、思いもよらぬ人物だった・・・・・・。 スパイ小説界のチャンドラーと謳われ、ジョン・ル・カレと並び称さんれる作者が斬新な手法で描く画期的大作!
メモ:
「わたし」という一人称で語られるから、スパイ小説界のチャンドラーと謳われているのか?そこは定かではないが、読みにくさはチャンドラー並。 デビュー作の「イプクレス・ファイル」に続くシリーズ2作目。
映画化されていて、原作に名前は出てこないものの、映画では「英国諜報部員ハリー・パーマー」といことになってるらしい。
敵味方の区別すら判然としないから、なんだか読みにくかったな。
作者:レン・デイトン
内容:「BOOK」データベースより
第二次世界大戦中、フランスで対ナチ情報網に従事、目覚しい功績をあげたチャンピョン。 アラブと密接な関係を持つ彼を、いま西ドイツが武器密輸容疑で追いはじめた。 かつて情報網の一員だったわたしは、英国情報機関の指令を受け、彼の身元調査開始する。 だが、チャンピョンの身辺に送り込まれた女情報部員は失踪、わたしは情報網ゆかりの地ニースへ飛ぶ。 そこで見いだしたものは、戦争の英雄たちの30年後の姿と、巧妙に張りめぐらされたチャンピョンの計画だった! 巨匠が古き時代のスパイたちの姿を通して、非常な現代情報戦を描く力作。
メモ:
発注した作品が届くまでの繋ぎで読んだ作品。
古い時代背景の物語なのもあり、なんだか読みにくかった。
マラディエ
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